日本時間26日からワールドシリーズ

　米大リーグ・ドジャースは20日（日本時間21日）、本拠地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦に10-5で勝ち、通算成績を4勝2敗として4年ぶり25回目のワールドシリーズ（WS）進出を決めた。25日（日本時間26日）から始まるWSは、ア・リーグを制したヤンキースとの決戦。1981年以来43年ぶりとなる名門対決への注目は高まるばかりだが、米メディアはドジャース選手までもが「これはどれだけ特別なことなんだろうね。信じられないよ」と興奮を抑えきれない様子を伝えている。

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　米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「ヤンキース対ドジャース：お楽しみ満載の“壮大な”ワールドシリーズに備えよう」との見出しで、ジェイソン・スターク記者の署名記事を掲載した。

　記事内で、まずはドジャースのデーブ・ロバーツ監督の言葉を紹介。「私はまず、野球ファンだ。そして世界最大の市場規模をもつ2つのチーム、野球界で最高かつ最も輝かしいスターたちが、同じフィールド、最大の舞台で戦うと言うのなら、熱中しない野球ファン、スポーツファンがいるのだろうか？」といった内容に続き「だから、ドジャース球団、ヤンキース球団、スポーツファンにとって、これは誰もが望んでいたことだと思う」と“最高のカード”だと称した。

　さらにマックス・マンシー内野手は「君たちは2つの一流のチーム、スポーツ界最大のスターたちを抱える2つのチームについて話しているだけだと思う」と発言。「最大のスターたち。我々のチームには、ショウヘイ、フレディ、ムーキーがいる。彼らには、アーロン・ジャッジ、ジャンカルロ、ソトがいるんだ」と錚々たる面々による戦いであることを強調した。

　その上で「君たちは野球界最大のスターについて話している。そして今、彼らは最大の舞台でプレーしようとしている。ファンとして、これはどれだけ特別なことなんだろうね？　信じられないよ」。自身も選手でありながら、ファン目線での見解を示している。