殿堂右腕が仰天「サラブレッドが走っているかのよう」 左翼二塁打で一塁から生還した大谷を激賞
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・DH」で先発出場。初回に先頭打者本塁打を放つと、4回には四球で出塁後、次打者ベッツの二塁打で一気に一塁から生還した。米解説も「サラブレッドが走っているかのようだ」とそのスピードを絶賛した。
リーグ優勝決定シリーズ第4戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・DH」で先発出場。初回に先頭打者本塁打を放つと、4回には四球で出塁後、次打者ベッツの二塁打で一気に一塁から生還した。米解説も「サラブレッドが走っているかのようだ」とそのスピードを絶賛した。
あっという間に本塁に駆け込んだ。3-2で迎えた4回1死一塁の場面。大谷が四球を選んで一、二塁とチャンスを拡大すると、次打者のベッツが左翼線に強烈な打球を放った。フェンスに到達したボールを左翼手ニモが処理する中、大谷は一塁から一気に生還。先発の山本由伸投手を援護する追加点でリードを5-2に広げた。
試合を中継した米スポーツ専門局「FOXスポーツ」の解説ジョン・スモルツ氏は大谷のスピードを絶賛。「ニモは全力を尽くしたが、横を抜けた時には間に合わないとわかっていた。それがスピードだ。オオタニはサラブレッドが走っているかのようだ。スローモーションに入ったように見えるが、彼は飛ぶように走っている」と驚きを持って伝えた。
通算213勝154セーブを挙げている殿堂入り右腕のスモルツ氏は「全力を出しているように見えない。大股で歩き、軽々と。彼は違うギアを持っているんだ。いつでも自分の好きなときに異なるギアに入れられるんだ」と絶賛。「来年が本当に楽しみだよ。投手をやりながら打者もできることは示しているが、投手をやりながら走塁の部分にどう対処するか興味深いね」と興味津々の様子だった。
(THE ANSWER編集部)