[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

直近11打数2安打の不振も心配一蹴 大谷がPSで向上させた「26.7」 球団公式が指摘「期待は高い」

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地ニューヨークでメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦を戦う。パドレスとの地区シリーズから、ここまで7試合を戦っての成績は打率.222、1本塁打と、レギュラーシーズン終盤の大爆発からすれば少し物足りないものの、ドジャースの公式メディアは数々のデータを挙げ「それほど不調なわけではない」と不安説を一蹴している。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

敵地でメッツとリーグ優勝決定S第3戦

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地ニューヨークでメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦を戦う。パドレスとの地区シリーズから、ここまで7試合を戦っての成績は打率.222、1本塁打と、レギュラーシーズン終盤の大爆発からすれば少し物足りないものの、ドジャースの公式メディアは数々のデータを挙げ「それほど不調なわけではない」と不安説を一蹴している。

 ドジャースの公式メディア「ドジャー・インサイダー」は「リーグ優勝決定戦のショウヘイ・オオタニはそれほど不調なわけではない」という記事を掲載。直近の3試合で11打数2安打の大谷について、数字をひも解き、現状を解説している。

 大谷は、パドレスとの地区優勝決定シリーズで対戦したダルビッシュ有投手、タナー・スコット投手、メッツがリーグ優勝決定シリーズ第2戦に先発させてきたショーン・マネイア投手に苦しんだ。記事は大谷が、この3投手に対しては12打数1安打、8三振だった一方「他の投手に対しては15打数5安打、5四球で、打率.333、出塁率.500、長打率.533の成績であった」と、対戦成績の偏りを指摘している。

 さらに「ダルビッシュともう対戦はない。スコットもいない。マネイアもこのシリーズで対戦するとしても、かなり先の話である」と、苦手とされる投手とは当面対戦がなさそうだとした。

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督も15日(同16日)の会見で「第6戦があればの話だけど、マネイアとは第6戦まで対戦しないだろうしね」と話し、今後については楽観視している様子だ。記事も「メジャーリーグ史上初の50-50プレーヤーとなり、ドジャース史上最高のレギュラーシーズンを過ごしたのだから、彼への期待はもちろん、ニューヨークの摩天楼ほど高い」と大きな期待を寄せている。

 その上で記事は、大谷のポストシーズンでのバレル率(長打の可能性が高い打球速度、角度を記録する確率)が26.7%で、レギュラーシーズン中の21.5%より高いと紹介した。第3戦のメッツ先発は、大谷が通算6打数3安打、1本塁打と打ち込んでいるルイス・セベリーノなのも、期待値が高まる要素だ。

 またロバーツ監督は、大谷がレギュラーシーズン中に調子を落とした際には、自身のストライクゾーンを広げすぎていたと指摘し「それがポストシーズンの鍵だよ」と口にしたとも紹介。ゾーンを守ることさえできれば「ニューヨークでの試合でオオタニのベストな状態を見ることができるだろう」と大見得を切ったという。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS ACADEMY

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集