メッツ・リンドーアが前日会見で発言

　米大リーグ・ドジャースは16日（日本時間17日）、敵地でメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦を行う。メッツのフランシスコ・リンドーア内野手は前日会見に出席。リーグMVP争いのライバルでもある大谷翔平投手の印象についての“珍回答”が現地記者の爆笑を呼んだ。

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　リンドーアは今季、打率.273、33本塁打、91打点、OPS.844、29盗塁をマーク。遊撃手として攻守でチームに大きく貢献した。ポストシーズンでもフィリーズとの地区シリーズ第4戦で満塁弾を放つなど、印象的な活躍を見せており、地元ニューヨークのメディアを中心に、ナ・リーグMVPに推す声もある。

　米ニューヨーク州地元局「スポーツネット・ニューヨーク」公式Xは、「フランシスコ・リンドーア。ショウヘイ・オオタニについて」と記して、会見の様子を公開。その中で、大谷の野球の才能以外で選手として尊敬したり気づく点があるか問われたリンドーアは、「彼のスパイクに憧れているよ。クールなスパイクだよね」と、大谷が愛用する愛犬デコピンが描かれたスパイクを褒めたたえ、報道陣の笑いを誘った。

　続けて「彼が自分自身の中に留まり続けていることに感心しているよ。初日からプレッシャーもあっただろうし、多くの人たちの視線とたくさんのカメラがいつも彼に向けられているが、それでも自分らしくいて、大きくなりすぎない。そのままでいること、それは僕からすると、ものすごく見事なことだ」と、真面目な顔で大谷の振る舞いを称えた。

「彼はどこに行ってもファンタスティックなことを成し遂げ、正しい方向に自分自身を動かしている。彼は正しいやり方で試合をプレーする。それを僕は尊敬している」と付け加えたリンドーア。「彼は仲間もリスペクトしている。その選手たちが、同じユニホームを着ているかどうかに関係なくね。彼のプレーを見ることは楽しいよ」と結び、ライバルへのリスペクトを示していた。