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NY紙が抵抗、大谷翔平は「変身前に問題」「LAは覚えていないだろうが…」 MVP争いに漂う白旗ムード

米大リーグのナ・リーグ優勝決定シリーズは13日(日本時間14日)に第1戦を迎え、ドジャースは第6シードから勝ち上がってきたメッツを本拠地で迎え撃つ。メッツには、大谷翔平投手との“MVP争い”がニューヨークで話題になったフランシスコ・リンドーア内野手がいるが、地元紙は「MVPを勝ち取ることはできないだろう」と早々に白旗ムードを漂わせている。

ドジャースの大谷翔平(左)とメッツのフランシスコ・リンドーア【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平(左)とメッツのフランシスコ・リンドーア【写真:ロイター】

日本時間14日からリーグ優勝決定シリーズ

 米大リーグのナ・リーグ優勝決定シリーズは13日(日本時間14日)に第1戦を迎え、ドジャースは第6シードから勝ち上がってきたメッツを本拠地で迎え撃つ。メッツには、大谷翔平投手との“MVP争い”がニューヨークで話題になったフランシスコ・リンドーア内野手がいるが、地元紙は「MVPを勝ち取ることはできないだろう」と早々に白旗ムードを漂わせている。

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 今季、レギュラーシーズンでMLBの歴史において初めて50本塁打、50盗塁を同時にマークする「50-50」を達成した大谷。数字はその後も伸び、最後は「54-59」という驚愕の記録を残した。昨秋に右肘を手術し、打者専念となったとはいえリハビリを続けながらのシーズン。移籍1年目、初のナ・リーグでの戦いと難しい状況の中で成し遂げたことで、早くもMVP受賞を確実視する声も上がっている。

 大谷のMVP対抗馬として浮上したのがリンドーア。大谷がDH専任だったのに対し、リンドーアは遊撃手として貢献度が高く、セイバーメトリクスの指標「WAR」でも大谷を上回っている時期があった。地元ニューヨークメディア、ファンなどからリンドーアのMVPを推す声もあったが、最終的にはWARでも大谷が上回っている。

 そんな2人がリーグ優勝決定シリーズという大舞台で激突。米紙「ニューヨーク・ポスト」は「フランシスコ・リンドーアは別格だ。そして彼はメッツのヒーローになった:『今まで出会った中で最もクールな男だ』」との見出しで記事を掲載。本文では「リンドーアはチームで最高の打者であり、恐らくリーグで最高の守備者であり、そして本当に最高のリーダーでもある」と絶賛しながらも、「観衆が求め続けているMVPの座は勝ち取ることができないだろう」と諦めムードを伝えた。

 とはいえ「しかし、オオタニがスーパーマンへと変身する前、彼には問題があった。ロサンゼルスの人々は覚えていないだろうが、とても簡単なことだ。数字が伸びなかったのだ」とも記し“ささやかな抵抗”も。ワールドシリーズ進出をかけた戦いは、さまざなな側面でも盛り上がりを見せている。

(THE ANSWER編集部)


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