「中国は卓球までも振るわなくなるのか…」 張本美和に蹂躙された母国ファン嘆き「後継者育ってない」
12日にカザフスタン・アスタナで行われている卓球のアジア選手権は、女子シングルス準決勝で世界ランク7位の張本美和(木下グループ)が同9位の伊藤美誠(スターツ)と対戦。ゲームカウント3-1(11-8、11-6、11-13、11-8)で勝利し、銀メダル以上を確定させた。準々決勝では世界ランク6位の陳幸同(中国)を撃破。中国メディアは一大会で「3大エース」が全員張本に敗北を喫して嘆くばかりだが、中国のファンからは「後継者が育っていない」「中国は卓球までもが振るわなくなってしまうのか」といった声が上がっている。
卓球アジア選手権
12日にカザフスタン・アスタナで行われている卓球のアジア選手権は、女子シングルス準決勝で世界ランク7位の張本美和(木下グループ)が同9位の伊藤美誠(スターツ)と対戦。ゲームカウント3-1(11-8、11-6、11-13、11-8)で勝利し、銀メダル以上を確定させた。準々決勝では世界ランク6位の陳幸同(中国)を撃破。中国メディアは一大会で「3大エース」が全員張本に敗北を喫して嘆くばかりだが、中国のファンからは「後継者が育っていない」「中国は卓球までもが振るわなくなってしまうのか」といった声が上がっている。
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中国メディア「卓球ネット」は「中国卓球、男子のエースも敗退!女子シングルスは全滅!エース3人が張本美和に壊滅させられ、馬琳は陰に隠れて指導もせず」といったセンセーショナルな見出しで報道。「今回のアジア選手権で、中国女子チームは女子団体と女子シングルスの2つの優勝を相次いで逃した」と“惨敗”を伝えたうえで「馬琳は陳夢を招集しなかったが、王曼昱も家庭の事情で参加できなくなり、孫頴莎がボロボロになるまで使い倒されて、女子団体は1-3で日本に敗れ、女子団体の優勝を逃した」と続けた。
一方、張本の大躍進について「今回は、張本美和がアジア選手権女子団体決勝で王芸迪と孫頴莎を破り、女子シングルスでは陳幸同を破って、一人でアジア選手権における中国卓球の3大エースを破ったのだ。日本の若い力、青春の嵐の激しさを感じずにはいられない」と報道。「チャイナスマッシュが終わったばかりですぐにアジア選手権だった。日程が詰まりすぎている。それが選手のコンディションに大きく影響したのだと思う」といった過密日程を理由に挙げる中国ファンもいるが、張本の脅威を感じずにはいられないようだ。
「これからは、張本美和と金琴英が中国女子卓球の最強の敵だ」
「張本美和はまだ16歳。少なくともあと10年は中国チームを苦しめることになる」
「後継者が育っていないと思う。中国はみんな年齢が高いが、日本は若い。張本美和はなんと16歳だ」
「王曼昱の大切さがよくわかっただろ」
「中国は卓球までもが振るわなくなってしまうのだろうか」
「みんなのレベルが上がるのはいいことだと思う。その方がおもしろい」
女子団体決勝では世界ランク1位・孫穎莎に勝利するなど、中国撃破の金メダルに貢献していた張本。13日のシングルス決勝では北朝鮮のキム・クムヨンと対戦する。
(THE ANSWER編集部)