大谷翔平、“激怒”する直前にあった好判断 通算213勝右腕が絶賛「同時に持てるのが驚異的だ」
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、パドレスとの地区シリーズ第4戦で不運な“珍プレー”に巻き込まれ、ベンチで怒りをあらわにする場面があった。ただテレビ中継で解説を務めたメジャー213勝右腕は、その直前にあった大谷の好判断を絶賛。「驚異的です」と最大級の賛辞を送っている。
地区シリーズ第4戦で見せた好走塁
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、パドレスとの地区シリーズ第4戦で不運な“珍プレー”に巻き込まれ、ベンチで怒りをあらわにする場面があった。ただテレビ中継で解説を務めたメジャー213勝右腕は、その直前にあった大谷の好判断を絶賛。「驚異的です」と最大級の賛辞を送っている。
事件が起こったのは4回だ。2死で二塁に大谷を置き、テオスカー・ヘルナンデスは三塁線への打球を放った。大谷は三塁を回って本塁へ突入したが、打球は三塁手のマチャドがグラブに当てると、さらに三塁塁審にも当たって下へポトリ。本塁に送球されタッチアウトとなった。大谷はベンチへ戻ると、映像を確認して何事かを叫び、怒りを表した。
ただ、米国の放送席はその直前に大谷が見せた好判断を絶賛している。大谷はこの回1死から四球で出塁すると、続くベッツの中飛でタッチアップし二塁へ進んだ。
ブレーブスなどでMLB通算213勝を挙げ野球殿堂入りしているジョン・スモルツ氏は、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」で解説を務め「素早さと力強さを同時に持てるのが驚異的です。一旦一塁に戻って、一瞬待ってから走る判断を下しました。最後の加速が素晴らしいですね」とコメント。打球が中堅深くまで飛ぶのを見届けながら、次の動きを準備していた大谷を絶賛していた。
(THE ANSWER編集部)