イニエスタ引退で豪華共演が再注目

　元サッカースペイン代表で、スペイン1部の強豪・FCバルセロナやJ1ヴィッセル神戸で活躍したMFアンドレス・イニエスタが8日、現役引退を表明した。公式Xには著名人から惜別のメッセージが届いているが、スペイン代表の同僚で、同時期にJリーグでプレーしたフェルナンド・トーレス氏の投稿には、日本人ファンからも感動の声が上がっている。

　現在スペイン3部で指導者を務めているトーレス氏は、自身のXにて、15歳の頃から年代別の代表で一緒にプレーし、2010年W杯ではスペインの初優勝に共に貢献した親友・イニエスタに対する惜別のメッセージを投稿。イニエスタもその投稿を引用しながら「ありがとう」と反応している。

　この投稿には、2人が共にプレーした際の写真が複数添えられているが、日本人ファンが注目したのは、最後の1枚。2019年、当時サガン鳥栖に所属していたトーレス氏が、神戸のユニホームを身にまとうイニエスタと肩を寄せ合う写真だ。世界的名手の引退に際して、改めてJの舞台で実現していた豪華共演が掘り起こされた形に。このトーレス氏の投稿には日本人ファンからもコメントが殺到した。

「2人とも日本に来てくれてありがとう！！」
「トーレスがサガン鳥栖と神戸のラストの試合の写真も載せてくれてる」
「Jリーグの写真があるのエグすぎるwww」
「鳥栖神戸の写真出してくれるんなんかいいな」
「改めてトーレスとイニエスタがJリーグでプレーしたのエグいんだなと再認識」
「改めてこの2人が日本に来てくれたことに最大限の感謝を」
「全Jリーグファンが歓喜」

　SNS上には、当時を感慨深く振り返る声が多数寄せられていた。