大谷に懇願「俺らを導いてくれ」 ドジャースに2年続く“悪夢”払拭へ 同僚が耳元で囁いた言葉
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地で行われるパドレスとの地区シリーズ第3戦に「1番・DH」で先発出場する。第1戦では1号3ランを含む5打数2安打3打点と躍動した。2年続くポストシーズン(PS)での不振払拭へ、同僚は大谷に期待を掛けているようだ。
地区シリーズ
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地で行われるパドレスとの地区シリーズ第3戦に「1番・DH」で先発出場する。第1戦では1号3ランを含む5打数2安打3打点と躍動した。2年続くポストシーズン(PS)での不振払拭へ、同僚は大谷に期待を掛けているようだ。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
米スポーツメディア「ジ・アスレチック」は「他のスターたちが抑えられる中、ショウヘイ・オオタニはドジャースをどこまで導けるか?」との見出しでアンディ・マカロー記者の署名記事を掲載した。記事では、キケ・ヘルナンデスが6日(同7日)の第2戦の試合直前に、大谷の肩に腕を回し、耳元で「WBCで日本を導いたように俺らのことも導いてくれ」と囁いたことを紹介した。
昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本代表の一員として出場した大谷。勝負強さが光った大会の決勝では、米国相手に最後のアウトをマイク・トラウトから奪い世界一に貢献した。一方のドジャースは、2年連続で地区シリーズ敗退。昨年はダイヤモンドバックスに3連敗し、主力のムーキー・ベッツとフレディ・フリーマンは2人合わせて21打数1安打だった。
第1戦では先に3点を失うも大谷が第2打席で3ランを放って振り出しに。デーブ・ロバーツ監督は大谷について「彼はタイガー・ウッズやマイケル・ジョーダンのようだ。最も重要な瞬間での彼は見逃せない」と大舞台での強さを称賛。ギャビン・ラックスも「我々が塁に出ればショウヘイと対戦する投手に、よりストレスをかけられる。走者なしでも相手にとってはすでにストレスだからね」と語った。
同メディアの別の記事では、マックス・マンシーが大谷の打席を振り返り、「我々にはショウヘイ・オオタニという男がいる。彼は球場に稲妻を落としたんだ」と重苦しい雰囲気の球場を活気づかせた一発に感謝していた。1勝1敗となったシリーズで、大谷にはチーム内から絶大な信頼が寄せられているようだ。
(THE ANSWER編集部)