ド軍ベンチにボール投げ込み疑惑 パドレス放送局の司会者が反論「こんなことで文句を!?」ロバーツ監督を嘲笑
米大リーグ・パドレスのマニー・マチャド内野手の行動が物議を醸している。6日(日本時間7日)に敵地で行われたドジャースとの地区シリーズ第2戦の6回裏開始前。マチャドはアップで使用したボールをドジャースベンチに向かって投げた。付近にいたデーブ・ロバーツ監督は非難。映像が公開されると、サンディエゴのラジオ司会者は「こんなことで文句言ってるのか!?」と反発している。
地区シリーズ第2戦で一触即発の事態に
米大リーグ・パドレスのマニー・マチャド内野手の行動が物議を醸している。6日(日本時間7日)に敵地で行われたドジャースとの地区シリーズ第2戦の6回裏開始前。マチャドはアップで使用したボールをドジャースベンチに向かって投げた。付近にいたデーブ・ロバーツ監督は非難。映像が公開されると、サンディエゴのラジオ司会者は「こんなことで文句言ってるのか!?」と反発している。
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問題の場面は6回裏の開始前。三塁の守備についたマチャドがドジャースベンチに向けて投げたボールが、ロバーツ監督の目の前のネットに跳ね返った。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」によると、ロバーツ監督は「あの時は気付いていなかったが、動画を見た。不安にさせるものだった」と回顧。「あの裏には意図があった。もし私に向けられたものなら、かなり失礼だ」と憤った。
同メディアによると、ドジャース側は証拠の映像をMLB機構に提出。マチャドは「言いたいことを言えばいいさ。私はどこのダグアウトに投げる時と変わらず、いつも通りに投げただけだ」と、ボールボーイに投げ返しただけと弁明したという。パドレスの地元ラジオ局「97.3 ザ・ファン」で司会を務めるアニー・ハイルブランさんは自身のXで該当シーンの映像を公開した。
同投稿によると、投げられたボールはパドレス先発のダルビッシュ有投手がイニング間の投球練習で使用していたもので、汚れがついたために新しいボールと交換したという。ドジャース専門番組の司会も務める米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」のブランド戦略マネージャーのヴィンセント・サンペリオ氏は「これはただの軽いトス以上のものだった」と送球の速さを指摘した。
一方、パドレスの地元ラジオ局「サンディエゴ・スポーツ 760」で司会を務めるジョン・シェーファー氏は「笑笑笑笑 彼らはこんなことで文句を言っているのか!?」と嘲笑。別の投稿では、「ジ・アスレチック」が紹介したドジャース・ロハスの「誰かの顔に当たったらどうする? これは問題になるぞ」といった発言を引用し「この動画を見た後だとより馬鹿げたものに思える」と反発していた。
直前の6回表には、ドジャース先発のフラハティがタティスJr.に死球を与え、次打者プロファーが捕手スミスと言い合いに。さらにフラハティが続くマチャドを空振り三振に仕留めた際には、激しい口調で何かを発していた。その後にボールがダグアウトに向けて投げられたようで、ベンチに戻ったフラハティと三塁の定位置についたマチャドが口論を続けるシーンも中継に映し出されていた。
(THE ANSWER編集部)