大谷&ダル出場PSで一触即発の光景 米記者は唖然「今まで一度も見たことがない」 球場騒然の愚行
米大リーグは6日(日本時間7日)、地区シリーズのドジャース―パドレス第2戦がドジャースタジアムで行われ、10-2でパドレスが勝利した。7回に観客とパドレスの左翼手プロファーの間でひと悶着あり、警備員が出動する事態に発展。ポストシーズン(PS)で広がった一触即発の光景に、米記者は「今まで見たことがない」と伝えている。
MLB地区シリーズ
米大リーグは6日(日本時間7日)、地区シリーズのドジャース―パドレス第2戦がドジャースタジアムで行われ、10-2でパドレスが勝利した。7回に観客とパドレスの左翼手プロファーの間でひと悶着あり、警備員が出動する事態に発展。ポストシーズン(PS)で広がった一触即発の光景に、米記者は「今まで見たことがない」と伝えている。
4-1でパドレスがリードする7回、ドジャースの攻撃前だった。左翼手プロファーにめがけて観客がボールを投げ込んだようだ。直前に何か口論をしていたようで、シルト監督は怒りの表情を見せて審判団に抗議。ダルビッシュは困惑の様子も見せていたが、投球練習で集中力を維持していた。さらに、右翼手タティスJr.に向かっても客席から物が投げ込まれたようで、警備員も出動する異様な雰囲気となり、試合は約10分間中断した。
X上では米記者も速報。米スポーツ専門局「ESPN」のアルデン・ゴンサレス記者は「こんなことは今まで一度も見たことがない」と驚きを伝えた。米カリフォルニア州地元局「NBCロサンゼルス」のマイケル・ドゥアルテ記者は外野全体に警備員が散らばっている写真とともに「パドレス選手と言い合った後、ファンがボールをグラウンドに投げ続けている」とレポートしていた。
先発したダルビッシュは7回82球を投げ3安打1失点の快投。一方で、大谷は4打数無安打、2三振だった。両軍1勝1敗となった地区シリーズの第3戦は、舞台をサンディエゴに移して8日(同9日)に行われる。
(THE ANSWER編集部)