地区シリーズ第1戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日（日本時間6日）、ドジャースタジアムで行われたパドレスとの地区シリーズ第1戦に「1番・DH」で先発。2回の第2打席で1号同点3ランを放つなど、5打数2安打3打点の活躍。7-5で勝ったチームに貢献した。ポストシーズン（PS）初出場で自身初本塁打。弾丸ライナーが右翼席へ突き刺さったが、その近くにはとある日本企業の看板が。日本ファンも反応していた。

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　自身初のプレーオフ。大谷が躍動した。3点を追う2回2死一、二塁の第2打席。相手先発シースの高め速球を打ち砕き、右翼席に同点3ランを突き刺した。スイング直後、大谷は絶叫。持っていたバットにむき出しの感情を込めるかのように、両手で横方向に放り投げた。ガッツポーズも飛び出し、大歓声の中でダイヤモンドを一周した。

　この同点3ランでにわかに話題になっているのは、落下地点付近の外野フェンスに掲出されていた「CIAOちゅ～る」の看板だった。日本企業の「いなば食品」から発売されているペット用おやつの「ちゅ～る」。着弾地点の近くで目立っていたこともあり、ネット上のファンからは「大谷翔平のHRで、何気にチュールが米国に進出していたことを知った」「ちゅーるの看板近くにHR」との反響があった。

　看板広告はシーズン中から話題になっていたが、大谷のPS初出場ということで多くのファンの目に改めて触れた。バックネット裏に掲出されたディップ株式会社の「バイトル」の看板も話題となり、「広告ずっと出ているね」「カタカナでバイトルって出てるのはなんかシュール」「迫真のバイトル宣伝」の声が上がっていた。