大谷翔平「ただただ楽しい」 PS初出場で1号同点3ラン、初戦白星に貢献 明日ダルビッシュと対戦「良い打席を送りたい」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、ドジャースタジアムで行われたパドレスとの地区シリーズ第1戦に「1番・DH」で先発。2回の第2打席で1号同点3ランを放つなど、5打数2安打3打点の活躍。7-5で勝ったチームに貢献した。ポストシーズン(PS)初出場で自身初本塁打。試合後にはグラウンド上でインタビューに応じ、「素晴らしいゲームだったと思います。(3ランは)素晴らしいピッチャーが相手だったので、凄く嬉しかった」と喜んだ。
地区シリーズ第1戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、ドジャースタジアムで行われたパドレスとの地区シリーズ第1戦に「1番・DH」で先発。2回の第2打席で1号同点3ランを放つなど、5打数2安打3打点の活躍。7-5で勝ったチームに貢献した。ポストシーズン(PS)初出場で自身初本塁打。試合後にはグラウンド上でインタビューに応じ、「素晴らしいゲームだったと思います。(3ランは)素晴らしいピッチャーが相手だったので、凄く嬉しかった」と喜んだ。
自身初のプレーオフ。大谷が躍動した。3点を追う2回2死一、二塁の第2打席。相手先発シースの高め速球を打ち砕き、右翼席に同点3ランを突き刺した。スイング直後、大谷は絶叫。持っていたバットにむき出しの感情を込めるかのように、両手で横方向に放り投げた。ガッツポーズも飛び出し、大歓声の中でダイヤモンドを一周した。
試合後のグラウンドでインタビューに応じた大谷は「硬くなる初戦の入り。3点取られて、いい形で早めに追いつけた。良い流れを持ってこられた」と3ランについて振り返った。「状況も状況だったし、メジャートップクラスの素晴らしいピッチャーが相手だったので、凄く嬉しかった」と喜びも口にした。
大谷はメジャー移籍後、エンゼルスに所属していた昨季までポストシーズン出場はなかった。今季からプレーするドジャースで初の大舞台。4日(同5日)の会見では「初めてのポストシーズン出場に少し緊張しているか?」と米メディアに問われ、「No」ときっぱり否定。笑顔を見せていた。
初のプレーオフ出場を終え「始まったばかり。初戦を取れたことは大いに喜ぶべき。明日に良い勢いを持っていきたい」とコメント。6日(同7日)の相手先発はダルビッシュ有の予定となっているが「良い打席を送りたい。それがいい結果に結びつくと思う。楽しんでいきたい」と話した。
また米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のインタビューに応じた大谷は「雰囲気自体がすごい興奮、熱気でただただ楽しいなっていうゲームでした」とポストシーズンの雰囲気に言及。「本当に素晴らしい投手ですし、なかなか失投も少ないと思うので、そういう投手の難しいボールだったと思うんですけど、いい形にヒットできてラッキーだったなと思います」と振り返っている。
今季は打率.310、本塁打54本、打点130、59盗塁をマーク。本塁打、打点のリーグ二冠に輝き、メジャー史上初の「50本塁打、50盗塁(50-50)」をマークするなど、打者専念のシーズンでMVP有力候補に挙がっている。
(THE ANSWER編集部)