「この男は憑りつかれている」 大谷翔平、米国が震えた剥き出しの感情 初のPSで「非の打ちどころない」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、ドジャースタジアムで行われたパドレスとの地区シリーズ第1戦に「1番・DH」で先発。2回の第2打席で1号同点3ランを放つなど、5打数2安打3打点の活躍。7-5で勝ったチームに貢献した。待望の大舞台で輝く大谷に、米記者も「この男は憑りつかれている」とその興奮ぶりに注目していた。
地区シリーズ第1戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、ドジャースタジアムで行われたパドレスとの地区シリーズ第1戦に「1番・DH」で先発。2回の第2打席で1号同点3ランを放つなど、5打数2安打3打点の活躍。7-5で勝ったチームに貢献した。待望の大舞台で輝く大谷に、米記者も「この男は憑りつかれている」とその興奮ぶりに注目していた。
自身初のプレーオフ。大谷が躍動した。3点を追う2回2死一、二塁の第2打席。相手先発シースの高め速球を打ち砕き、右翼席に同点3ランを突き刺した。スイング直後、大谷は絶叫。持っていたバットにむき出しの感情を込めるかのように、両手で横方向に放り投げた。ガッツポーズも飛び出し、大歓声の中でダイヤモンドを一周した。
感情を露わにする大谷の様子について、米専門メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マケイン記者は独特の表現をXに記した。「ドジャースには、ショウヘイ・オオタニほどにワールドシリーズに飢えた選手はいなかった。この男は憑りつかれている」と投稿。熱狂に包まれる中、大谷が興奮を隠さずプレーする映像も公開した。
エンゼルス時代には「ヒリヒリする9月を過ごしたい」と渇望。ドジャースに移籍した今季、メジャー7年目にして初めてポストシーズンでのプレーが叶った。試合後のインタビューでも「雰囲気自体がすごい興奮、熱気でただただ楽しいなっていうゲームでした」と充実感を漂わせた大谷。米ファンもマケイン記者の投稿に「その通りだ」「パドレスは残りのシリーズ全てで彼を歩かせるかもしれない」「他のチームメイトにも必要だ」「他のチームメイトが、彼の活力を少しでも持っていれば」「オオタニのハングリーさは非の打ちどころがない。ドジャースには彼が必要だ!」などと書き込んでいた。
(THE ANSWER編集部)