JBBFフィットネス・グランド・チャンピオンシップス

　日本ボディビル・フィットネス連盟（JBBF）が主催し、階級無差別で真のフィットネス日本一を決める「JBBFフィットネス・グランド・チャンピオンシップス」が6日、大阪・国際障害者交流センターで行われ、ビキニフィットネスは40歳・安井友梨が優勝。国内最高峰大会で5連覇の快挙を達成した。

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　予選はブルーのビキニを着用し、圧巻のポーズと笑顔を見せた安井。6人で行われた決勝はビキニの色を赤に変更して臨んだ。美しいポージングは表彰式まで変わらず。順位発表で5連覇が決まり、表彰状と金メダル、ティアラを贈られると嬉しそうな表情を作った。

　身長別で争う9月の「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」の上位成績者が出場。階級を越えた真のフィットネス日本一決定戦。オールジャパンの163センチ超級9連覇を達成し、今大会に挑んだ安井は前日、自身のブログで「先週のオールジャパンから、さらにさらにパワーアップして明日を迎えられます」とし、「ビキニ競技人生で、過去最高の状態です」と自信をのぞかせていたが、見事にグラチャン女王に輝いた。

　安井は外資系金融の会社員だった30歳からビキニフィットネスを始め、以降、173センチの長身と恵まれた骨格を武器にオールジャパン9連覇を達成するなど、競技の第一人者に。年1000個以上を食べる「おはぎマニア」としても知られ、2022年にTBS系「情熱大陸」で特集されるなど、メディア露出も多い。昨年はフィットモデルで世界選手権優勝を達成。今年で40歳を迎えたが、年を重ねてなお、“自分史上最高の美”を追求し続けている。