「間に合うんか?と思ったらすげえ末脚」 掛かりながら直線一気アルテヴェローチェに競馬ファン仰天
5日に東京競馬場で行われたG3サウジアラビアロイヤルカップ(2歳、芝1600メートル、7頭立て)で2番人気のアルテヴェローチェ(牡・須貝、父モーリス)が直線差し切って、デビューから2連勝で重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分33秒0(稍重)。最内から直線外に持ち出し、豪脚を発揮した破天荒なレーズぶりに、ネット上のファンも驚くばかり。「能力はG1級」「一気にぶち抜いたなぁ」といった声が上がっている。
G3サウジアラビアRC
5日に東京競馬場で行われたG3サウジアラビアロイヤルカップ(2歳、芝1600メートル、7頭立て)で2番人気のアルテヴェローチェ(牡・須貝、父モーリス)が直線差し切って、デビューから2連勝で重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分33秒0(稍重)。最内から直線外に持ち出し、豪脚を発揮した破天荒なレーズぶりに、ネット上のファンも驚くばかり。「能力はG1級」「一気にぶち抜いたなぁ」といった声が上がっている。
1頭だけ別次元にいた。7頭と小頭数ながら素質馬が揃った一戦。アルテヴェローチェは最内でやや掛かるそぶりを見せながらも、鞍上の佐々木大輔騎手が何とかなだめて進んだ。当面のライバルと見られた1番人気のアルレッキーノを見る形で進めた。4コーナーで馬群がばらけると、進路を大外にチェンジ。直線に入り、残り400メートルを切ってもまだポジションは後方だった。
だが、そこからエンジン点火。先に外から襲い掛かったアルレッキーノが伸びを欠く中、アルテヴェローチェは馬場の中央に持ち出して一完歩ずつ差を詰めた。内から伸びる各馬もお構いなし。豪快に差し切ってゴール板を過ぎると、佐々木騎手は馬体をポンと叩いた後にガッツポーズを見せた。
レースを引っ張ったシンフォーエバーの前半600メートルが33秒0のハイペース。結果的に後方6、7番手を進んだ2頭のワンツーとなったが、荒々しいレースぶりながらも無傷の2連勝で重賞タイトルをつかんだアルテヴェローチェには、ネット上のファンも驚愕。さまざまな声が上がった。
「アルテヴェローチェ外から一気にぶち抜いたなぁ」
「アルテヴェローチェつええぇ!!! かかったところを抑えた佐々木君もさすが!」
「アルテヴェローチェ間に合うんか?と思ったらすげえ末脚でワロタ」
「スッゲー鬼脚じゃん」
「これで朝日杯楽しみになった!」
「アルテヴェローチェ、スムーズさを欠いてもあそこから悠々差し切るのめっちゃ強いな?」
「むちゃくちゃな競馬しよる」
「あれだけ掛かって外ブン回して勝つのだから、能力はG1級なのは間違い無い」
凱旋門賞騎乗で不在の武豊騎手に代わり、今回の手綱を託された佐々木騎手は今年の2歳重賞3勝目。ファンから「2歳重賞ハンター」「また2歳重賞勝ったな」「佐々木くんうますぎ」といった声も上がっている。
(THE ANSWER編集部)