2冠王・大谷翔平と対戦する相手選手の本音「祈るのみ」 匿名で告白「希望持てるとしたら…」
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は今季54本塁打、59盗塁という前代未聞の数字を残し、レギュラーシーズンを終えた。5日(日本時間6日)に開幕するパドレスとの地区シリーズから、MLB7年目で初のポストシーズンを戦う。MLB公式サイトは6日までに、大谷と対戦してきた相手投手のコメントを匿名で集める特集を実施した。
MLB公式サイトが特集
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は今季54本塁打、59盗塁という前代未聞の数字を残し、レギュラーシーズンを終えた。5日(日本時間6日)に開幕するパドレスとの地区シリーズから、MLB7年目で初のポストシーズンを戦う。MLB公式サイトは6日までに、大谷と対戦してきた相手投手のコメントを匿名で集める特集を実施した。
大谷は今季、打率.310、本塁打54本、打点130、長打率.646、OPS1.036という打撃成績を残した。相手投手にとっては脅威といえる打者。実際に大谷と対戦した相手投手はどう思ったのだろうか。MLB公式サイトは「オオタニ相手の投球に関するスカウティング・レポート (ネタバレすると:グッドラック!)」と題した記事を掲載。「最高の打者の一人と対戦する際、相手投手はどのようにアプローチするのだろうか?決して簡単な仕事ではないが、何人かの投手と捕手が、MLB史上初50-50を達成した選手への対処法を明かした」と匿名で大谷と対戦した投手の“本音コメント”を紹介した。
あるア・リーグの投手は、「いい投球をしてアウトになってくれるのを願う」と語り、「彼はとてもいい選手だ。いい球でも打ってくる。そして失投を打ちのめしてくる。真の好打者とはそういうもので、失投を逃さず、そこでダメージを与えてくるんだ」と絶賛のコメント。また、あるナ・リーグの捕手は「ベストを祈るのみ」と脱帽の一言。「希望を持てるとしたらそれくらいだよ」と続けた。
ア・リーグのある投手はこう付け加えた。「彼が球に当てたら、それがヤード内(フィールド内)にとどまることを願う。これは探り合いみたいなもので、自分が正解であることを願うんだね」とこれまた、大谷との勝負は本塁打にならないことを願うコメントが寄せられた。
「ゾーン内の球速を上げ、低め外角に変化球を安定して投じ、直球から入るのを避ける」など、抑えるために攻略法を考える相手バッテリーもいる中、打たれないように「願う」「祈る」というコメントも目立っていたMLB公式の特集。リーグを席巻する二刀流に相手選手たちも頭を悩ませていたようだ。
(THE ANSWER編集部)