史上初の「50-50」に到達したシーズンで…

　米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は今季、史上初の「50本塁打＆50盗塁（50-50）」を飛び越え「54-59」まで記録を伸ばしてレギュラーシーズンを終えた。怒涛の記録ラッシュで、次々と「史上初」や「球団新」といった項目が明らかになる中、米データ提供企業は「これまで残した選手はいない」という記録を紹介。米ファンから「深い敬意を」「もう史上最高なんじゃないか？」といった声が上がっている。

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　大谷の凄さを示す数字はまだあった。米国のスポーツデータ提供企業「オプタスタッツ」公式X（旧ツイッター）は「ショウヘイ・オオタニは2024年レギュラーシーズンの成績で得点（1位）、安打数（4位）、本塁打数（2位）、打点（2位）、四球（4位）、盗塁数（2位）がMLBトップ5に入った」とこれまでも示されてきたデータを提示。その上で「これまで、これらのカテゴリー全てでトップ5の成績を残した選手はいない（打点が公式記録となったのは1920年以降）」と新たな“MLB初”を紹介した。

　一つ一つの項目だけでも秀でたものがあるが、それが組み合わさることで凄さが増すのが大谷の記録の特徴。これには米ファンも脱帽といった様子で「すごく素晴らしい、歴史的なシーズンだ。彼がナンバーワン！」「ショウヘイ・オオタニに深い敬意を」「もう史上最高なんじゃないか？」「レジェンド」「実に素晴らしい…しかも彼は右肘のリハビリ中にやってるんだからね」「常軌を逸してる」といった反響が寄せられている。

　圧倒的なスタッツを残した大谷は、いよいよ5日（日本時間6日）から始まるパドレスとの地区シリーズ、自身初のポストシーズンに臨む。