プレーオフでタイガースに連敗し敗退、今後について問われ…

　米大リーグ・アストロズの菊池雄星投手は、チームがワイルドカードシリーズでタイガースに連敗し敗退。大リーグ6年目のシーズンは突然終わった。このオフはFAとなるが、敗退直後の発言に米国のファンから「大好きよ！」「再契約しろ！」との声が上がっている。

　米スポーツメディア「アワー・エスキナ」のロレンソ・デルガド記者は自身のX（旧ツイッター）で、2日（日本時間3日）の敗戦後にロッカールームで行われた菊池のインタビューを伝えた。

　菊池は「ここで今日終わると思っていなかったので、まだFAのことは考えられないんですけど……。アストロズがなぜ強いのかも分かりましたし、選手にはもちろんタレントがいるんだけどそれに頼らず、みんなハードワークしていることも感じられたので、チャンスがあればヒューストンに戻ってきたいなと思います」と口にしている。

　今季は7月末にブルージェイズからアストロズに移籍し、その後10試合に先発し5勝1敗、防御率2.70という素晴らしい成績でチームのア・リーグ西地区優勝に貢献した。タイガースとのワイルドカードシリーズでは第3戦の先発準備をする一方で、ブルペン待機もこなすという難しい役割をこなした。更にチーム愛あふれる言葉を残し、米国のファンからは残留を望むコメントが多数集まっている。

「ユウセイが大好きよ」
「彼と再契約しろ」
「日本人投手がいるのは本当にクールだよ。彼と再契約してほしい」
「彼はアストロズとヒューストンの街に合っているわ！」
「我々には彼が必要だ」
「ファンは彼との再契約を望んでいるわよ！」

　さらに「彼と再契約してくれたら今夜、キクチのユニホームを買うぞ」という声まで。ファンの願いはかなうだろうか。