フォーエバーヤング完勝の裏で…坂井瑠星VS武豊 「万事休すと思った」発走15秒後の名勝負をネット称賛
新たに整備された国内ダート3冠の最終戦、Jpn1ジャパンダートクラシック(ダート2000メートル、15頭立て)が2日に大井競馬場で行われ、坂井瑠星騎乗の1番人気フォーエバーヤング(牡3・矢作、父リアルスティール)が好スタートから先行抜け出しで重賞5勝目を挙げた。タイムは2分04秒1。ケンタッキーダービー3着の実績を持つスターホースの日本凱旋勝利に盛り上がったが、1コーナー入り口では坂井騎手と武豊騎手の激しいポジション争いが発生。ネット上の競馬ファンからは「2人とも上手い」「武豊J怖すぎ」と驚いた様子のコメントが寄せられた。
Jpn1ジャパンダートクラシック
新たに整備された国内ダート3冠の最終戦、Jpn1ジャパンダートクラシック(ダート2000メートル、15頭立て)が2日に大井競馬場で行われ、坂井瑠星騎乗の1番人気フォーエバーヤング(牡3・矢作、父リアルスティール)が好スタートから先行抜け出しで重賞5勝目を挙げた。タイムは2分04秒1。ケンタッキーダービー3着の実績を持つスターホースの日本凱旋勝利に盛り上がったが、1コーナー入り口では坂井騎手と武豊騎手の激しいポジション争いが発生。ネット上の競馬ファンからは「2人とも上手い」「武豊J怖すぎ」と驚いた様子のコメントが寄せられた。
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1枠1番から若干つまづき気味になりながらも、出足がつき好スタートを切ったフォーエバーヤング。逃げ馬の後ろに入り、もまれないようポジションを外に誘導。その時だった。12番から出た武豊騎乗のサンライズジパングが寄せていき、内のフォーエバーヤングを閉じ込めにいったのだ。2頭のポジション争いはフォーエバーヤングがサンライズジパングを弾く形となり、スムーズに立ち回れる外2番手を確保。スタート15秒後の攻防だった。
途中ラムジェットが捲る形になるも、好位をキープしたフォーエバーヤング。直線で抜け出し、差してきたミッキーファイトを1馬身と1/4差に抑え優勝。サンライズジパングも3着と好走した。
坂井騎手と武騎手の激しいポジション争いにネット上のファンも白熱。2人の手綱に称賛や驚きのコメントが集まった。
「外枠から即座に締めにいった武豊Jも怖すぎ」
「ヤングを閉じ込めにいった武と、それでも進路を確保した瑠星。2人とも上手い」
「1コーナー入り口でちゃんと進路確保してるんだよな。正直蓋されて万事休すと思った」
「1コーナー入口でユタカさんに内に押し込められそうになったところを弾き返して好位を確保したのが見事でした」
「武さんと坂井騎手の位置取り争いヤバかった」
「1コーナーの坂井瑠星VS武豊、あれ見れただけでもうお腹いっぱい」
フォーエバーヤングは次走、現地11月2日にデルマー競馬場で行われるBCクラシック(G1、ダート2000メートル)を予定。日本からは23年ドバイワールドカップ覇者ウシュバテソーロ(牡7、高木)、昨年のBCクラシックで2着と好走したデルマソトガケ(牡4、音無)も出走予定だ。歴史的快挙へ、米国デルマーで世界の頂を目指す。
(THE ANSWER編集部)