13歳張本智和、国際連盟が見た大金星の理由「ハイパーアグレッシブなスタイル」
堅守の水谷撃破「恐れることなく、ハイパーアグレッシブなスタイルが引き上げた」
記事では「現在、世界ランキング69位のハリモトは、堅い守りで知られるリオ五輪の銅メダリスト、ミズタニを4-1で破った」と記述。堅守を打ち破った13歳の姿勢を、こう評している。
「恐れることなく、ハイパー・アグレッシブなスタイルがハリモトを引き上げた」
勝利が決まると、握手を交わした水谷から肩を叩いて健闘を称えられ、渾身のガッツポーズとバンザイで勝利の喜びを表現していた。
記事によると「卓球に年齢は関係ありません」と語った張本は「自分らしい試合をしたいと思ってました。攻めたいと思っていて、序盤からその通りにできました」と振り返り、狙い通りに攻撃卓球を貫いたことを勝因に挙げていた。
昨年の世界ジュニア選手権で個人、団体の2冠を達成し、今大会は史上最年少で日本代表に選出。17歳平野美宇ら女子の躍進が目立っていた卓球界、男子にも張本智和という若い才能が世界で芽吹いた。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer