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「イチローにしかできない最大級の賛辞」 引退・青木宣親に送った愛ある言葉が「泣けてきます」

今季限りで引退を表明しているプロ野球・ヤクルトの青木宣親外野手が2日、引退試合となる広島戦(神宮)に先発出場し、4打数2安打を記録。日米通算2730安打でプロ生活を終えた。試合後のセレモニーでイチロー氏がVTR出演しメッセ―ジを送ると、青木は思わず号泣。その愛ある言葉は、「泣けてきます」「イチローにしかできない最大級の賛辞」とネット上でも感動を呼んでいる。

引退試合でスタンドの声援に応えるヤクルトの青木宣親【写真:産経新聞社】
引退試合でスタンドの声援に応えるヤクルトの青木宣親【写真:産経新聞社】

日米通算2730安打で引退

 今季限りで引退を表明しているプロ野球・ヤクルトの青木宣親外野手が2日、引退試合となる広島戦(神宮)に先発出場し、4打数2安打を記録。日米通算2730安打でプロ生活を終えた。試合後のセレモニーでイチロー氏がVTR出演しメッセ―ジを送ると、青木は思わず号泣。その愛ある言葉は、「泣けてきます」「イチローにしかできない最大級の賛辞」とネット上でも感動を呼んでいる。

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 こらえきれず涙が溢れた。サプライズでVTR出演したイチロー氏は、「大学からプロの世界に入って日米通算2700本を超えるヒット、見事でした。高校からなら3000本は楽勝だったかな?」とまずは後輩の偉業を讃えた。続けて「同じ時代に同じ条件で勝負していたらどっちがよりヒットを打ったのか。そんなことを想像させてくれるバッターでした」と、同じ巧打者として、最大級の賛辞を贈った。

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では共闘も経験。「一緒に戦った2006年、2009年のWBCでは随分と助けてもらいました。当時は若くてイキのいい選手だと思っていたけど、そんな青木が日本球界では野手として最年長。大ベテランになったんだね」と振り返りながらも、「でも僕にとっては数少ないずっと変わらない可愛い後輩です」と目を細めた。

 最後は「今日という特別な日の最後をスワローズファンのみなさん、青木宣親ファンのみなさんの前でバシッと決めてください」とエール。「オフになって時間が出来たらまた球場に顔を見せに来てください。一緒にキャッチボールでもやりたいね」と付け加えながら、最後は「お疲れ様」の言葉で締めくくった。

 途中は笑顔で聞いていた青木も、VTRの最後には号泣。何度も溢れる涙を手で拭った。日本を代表するヒットメーカー同士の愛あるやりとりに、ネット上のファンも続々と反応した。

「これは泣けるメッセージですね」
「大好きな選手2人が…泣けてきます」
「青木の偉大さを讃えるイチローにしかできない最大級の賛辞だった」
「たまらん イチローも青木の男泣きも最高や」
「青木さんにとってこれ以上の嬉しい言葉ないんじゃないかな」
「イチローさんが同じ時期に同じ条件で…なんて言葉が出るのも青木さん以外にいないと思います」

 イチロー氏の後輩への“粋”なコメントに感動する声があがっていた。

(THE ANSWER編集部)

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