全仏で日韓対決 錦織、次戦は韓国21歳 海外も注目「アジアのプライド発揮している」
右手首痛から復活への階段を上がる錦織、次戦で21歳の有望株と激突
着実に復活への階段を上がっている。
錦織は右手首の故障で4月のバルセロナ・オープンは参加を取りやめた。5月のマドリード・オープンでは準々決勝で棄権、BLNイタリア国際は3回戦敗退。2年8か月守り続けたトップ8の座から陥落したが、試合勘を取り戻すために緊急参戦したジュネーブ・オープンで4強入りし、コンディションを整えた。
1回戦後には「フィジカル的にはかなり強くなった」と復調を実感していた錦織。次に待ち受けるのは、韓国の新鋭だ。
3回戦の相手は、21歳の鄭現。2回戦でデニス・イストミン(ウズベキスタン)を6-1、7-5、6-1とストレート勝ちした。記事によると、自身初の3回戦進出となったという。
全仏での「日韓対決」が決まり、同局も注目。「錦織と鄭はアジアのプライドを発揮している」と記述した。
試合は3日組まれる予定。果たして、錦織は21歳の有望株を相手に世界トップレベルで戦い続けてきた貫禄を見せつけられるか。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer