大谷のレギュラーシーズンが終了

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は、メジャー7年目のレギュラーシーズン全日程を終えた。最終戦となった29日（日本時間30日）の敵地ロッキーズ戦では今季59盗塁目をマーク。二塁走者の34歳同僚に“サイン”を出していたシーンをとらえた動画がMLB公式X（旧ツイッター）で公開されると、試合から2日経たずに再生回数が175万を突破。ファンから「私が選ぶNo.1はこれ」といった声が上がり、反響が広がっている。

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　1-1に追いついた8回、なおも1死一塁の場面で大谷は強烈な右前打で出塁、直後には二塁方向を見つめて腕を振るポーズを見せると、続けて三塁方向を指差した。直後に二塁走者のバーンズとダブルスチールに成功。今季59盗塁とした。敵地ファンがため息をつく一方、詰めかけたドジャースファンは喝采。バーンズも驚いたような表情を浮かべ、直後のボークで決勝点を奪った。

　MLB10年で22盗塁だった4歳上のバーンズへまさかのむちゃぶり。MLB公式Xが動画を公開すると、「バレバレすぎるだろ！」「これで本当にバーンズが走るとは誰も思わんやん」などと日米ファンの笑いを誘っていたが、この動画の再生回数は2日経たずに175万超えを記録。「私が選ぶNo.1のプレーはこれ」「これで盗塁成功しちゃうんだからおもしろいわ」「先輩にあの顔でそれやるのおもろい」といった声が上がるなど、さらに反響が広がっている。

　大谷はドジャース移籍1年目となる今季、打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁と圧倒的数字を残した。メジャー7年目、自身初のポストシーズンでも大暴れが期待されるが、プレー以外の行動にも注目が集まりそうだ。