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今永昇太、同僚が忘れられないバス車中での歌唱力「最高だった…」 愛されキャラはチーム内でも不変

米大リーグ・カブスの今永昇太投手は今季29試合に先発して15勝3敗、防御率2.91と好成績を残し、1年目のシーズンを終えた。実力に加え、その人柄でも米ファンを虜に。さらには同僚たちからも愛されるキャラクターであることが伝えられてきた。

カブスの今永昇太投手【写真:ロイター】
カブスの今永昇太投手【写真:ロイター】

今永は15勝でシーズン終了

 米大リーグ・カブスの今永昇太投手は今季29試合に先発して15勝3敗、防御率2.91と好成績を残し、1年目のシーズンを終えた。実力に加え、その人柄でも米ファンを虜に。さらには同僚たちからも愛されるキャラクターであることが伝えられてきた。

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 5月、カブス期待株の22歳ピート・クロウ=アームストロング外野手は、米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演し「彼は本当に優れていて、とても運動能力が高い。彼が投げているのを見ることは本当に光栄だ」と技術をまず称賛。続けて「それと同じぐらい、彼の周りにいることは楽しいよ。彼は個性的で、一緒にいてめちゃくちゃ楽しいよ」と、笑いながら人柄について触れていた。

 個性的とはどういう意味か。例として、バスの中で今永が歌った場面を回顧した。「彼はブッシー(マイケル・ブッシュ内野手)の登場曲が好きなんだ。モーガン・ウォーレンがリル・ダークと一緒にやった曲だ。ショウタにそれをバスの中で歌ってもらったんだけど(笑)、最高だった……」と振り返っている。「彼はとても愛想がよくて、フレンドリー。とても賢くて、理解するという点においては彼の英語は素晴らしい。一緒にいて最高だよ」とも絶賛した。

 また6月15日(日本時間16日)のカージナルス戦で今季7勝目を挙げた試合後、7回のピンチを空振り三振で凌いだ際の心境をユーモアたっぷりにコメント。会見で、今永は「お腹減っていたんで、ちゃんとこういう栄養素を摂ろうとかそういうことを考えていました」と明かした。通訳が英語に訳すと報道陣は爆笑。今永は「ちなみにこれは本当です」と付け加えてニヤリ。この内容を記者から伝え聞いた捕手ゴームズは「WHAT(なんだって)?! マジかよ」と唖然。意外な答えに笑うしかなかった。

 他には今永が「MLBネットワーク」の番組「インテンショナル・トーク」に出演した際、他の人が知らない自分の秘密を明かすというお題を振られると、カブスの食堂でカイル・ヘンドリックス投手に驚かれたエピソードを明かした。

「僕はチャーハンを作るのが得意」という左腕。食堂のキッチンに入り、購入した調味料を使ってチャーハンを自ら作り、昼食にしたという。その姿を目撃したヘンドリックスは「俺は十何年メジャーにいるけれど、そこで自分で調理している人は初めて見たぞ」と口にしたという。

(THE ANSWER編集部)


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