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大谷翔平を「史上最高」とは認めないNY記者、称賛の一方で心配事を告白「3度目の手術がどこかで…」

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は史上初の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成し、伸び続ける記録は「53-56」に到達している。辛口で知られるニューヨーク地元紙の記者からも称賛が寄せられ、同時に来季以降の起用法については“心配事”も指摘した。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

「50-50」達成に驚き

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は史上初の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成し、伸び続ける記録は「53-56」に到達している。辛口で知られるニューヨーク地元紙の記者からも称賛が寄せられ、同時に来季以降の起用法については“心配事”も指摘した。

 米MLB専門局「MLBネットワーク」公式Xは同局の番組「MLBナウ」の映像を公開。同局や米ニューヨーク州地元紙「ニューヨーク・ポスト」で記者を務めるジョエル・シャーマン記者が出演し、大谷について「史上“最高”とは言わないが、この男は史上最も才能豊かなMLB選手だ」とNY記者らしい表現で語った。

 春にはドジャースのスプリングトレーニングを訪れたというシャーマン記者。ドジャースの関係者はみな「40-40行くんじゃないかと思っているよ」と話していたそうで、シャーマン記者は「それが今、彼は53-53とかだろう?」と驚きが隠せない様子だった。

 大谷は昨年9月に右肘の手術を行い、今季は登板せずに投手としてはリハビリを行っている。そんな中で本塁打や打点など打撃の主要部門でリーグトップ。来季以降の起用法について話が及ぶと、シャーマン記者は「彼が登板することへの私の心配事」として、このように持論を展開した。

「彼はすでにトミー・ジョン手術を2度受けているということ。もし3度目となれば、そのあと右翼手さえも出来なくなってしまうかもしれない。もし、投球を続ければ3度目の手術はどこかで不可避な気がするのだ」

 エンゼルスで大谷を指揮したジョー・マドン元監督は、大谷に外野守備をやらせればゴールドグラブ賞も獲得できると、能力の高さをたびたび米メディアに対して語っていた。シャーマン記者も大谷の野手転向の可能性を最大限残しておきたい考えのようだ。一方で、「彼は頭の中で出来ることはすべてやりたいと考えているだろうから、来季登板するだろうね」とも説明していた。

(THE ANSWER編集部)


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