「433yエース未遂」の衝撃再び― PGAが“今年NO1果敢打”に選出「冗談だろ…DJ」
タイガー・ウッズ(米国)の復活、松山英樹(レクサス)の奮闘など、今年も数々の名場面とスーパーショットで盛り上がった米男子ゴルフ。PGAツアーは「最も果敢なショットで2018年の幕を閉じよう」と題し、3本選出して動画付きで公開。1位にはダスティン・ジョンソン(米国)が演じた衝撃の「433yエース未遂」が選ばれ、米ファンに「史上最高のショットの一つ」「冗談だろ…DJ」「DJのドライブはおかしい」と興奮を甦らせている。
ジョンソンが演じた超絶ショットを「最も果敢なショット」に選出
タイガー・ウッズ(米国)の復活、松山英樹(レクサス)の奮闘など、今年も数々の名場面とスーパーショットで盛り上がった米男子ゴルフ。PGAツアーは「最も果敢なショットで2018年の幕を閉じよう」と題し、3本選出して動画付きで公開。1位にはダスティン・ジョンソン(米国)が演じた衝撃の「433yエース未遂」が選ばれ、米ファンに「史上最高のショットの一つ」「冗談だろ…DJ」「DJのドライブはおかしい」と興奮を甦らせている。
何度見ても凄まじい。ジョンソンが衝撃を走らせたのは、1月のセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ最終日。前代未聞のショットを放ち、驚かせた。
433ヤードの12番パー4。ジョンソンは慎重に構えると、豪快にドライバーを振り抜いた。スイングの風を切る音がカメラまで聞こえ、ボールを破壊するかのような音を残し、あっという間にボールは小さくなっていった。しかし、この後、信じられない展開が訪れる。
フェアウェイ左にかっ飛ばしたボールは勢いが止まることなく、下りの斜面でどんどん弾んでいく。そして、そのままグリーンに届いたのだ。ただ、ボールは止まる気配がなく、さらに転がっていく。5メートル、10メートル。すると、その先にピンが見えた。完全にラインに乗って一直線。まさか――。
にわかにギャラリーが沸き立った。しかし、ボールはカップ直前で失速し、止まった。その距離、約15センチ。もうひと転がりすれば、ホールインワンという位置だった。奇跡の“パー4エース”は逃したが、信じられない一打にコース全体が一気に熱狂に包まれた。