大谷は米国でもジャッジを遥かに上回る認知度 米識者が証言した人気ぶり「子供が質問してくる」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は、前人未到となる50本塁打&50盗塁を達成した。その後も活躍を重ね、残り5試合を残して「53-55」に到達。どこまで記録を伸ばすのか注目が集まっているが、そんな大谷の米国内での人気ぶりについて、米ラジオ局が言及している。
米ラジオ番組で識者が話題に
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は、前人未到となる50本塁打&50盗塁を達成した。その後も活躍を重ね、残り5試合を残して「53-55」に到達。どこまで記録を伸ばすのか注目が集まっているが、そんな大谷の米国内での人気ぶりについて、米ラジオ局が言及している。
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大谷の米国での人気ぶりに焦点を当てたのは、オレゴン州ポートランドのラジオ局「KFXX1080ザ・ファン」のポッドキャスト番組「プライムタイム・ウィズ・アイザック&スクー」。司会のアイザック・ロッペンハイマー氏の「アメリカでの(アーロン・)ジャッジとオオタニの人気度は同じくらいだと思うけど」という発言に対して、出演している識者たちは「ノー。そうは思わないね」と即答している。
その理由について、出演者の一人は「カジュアルなファンはジャッジについて『ワオ。すごく背が高いね』という事は知っているかもしれない。でも僕が教えている時に小さい子たちはオオタニについて知っていて、質問をしてくるんだ。ジャッジについては聞いてこない」と経験談を元に話した。
元フットボール選手のジェイソン・スクーカネック氏も、「僕の周りではスポーツのファンであってもなくてもオオタニのことは知っていて、彼のことを話題にしているよ。アーロン・ジャッジについて最後に質問を受けたのはいつだったかすら覚えていない」と同意。
続けて「オオタニのCMを見ると彼は計り知れない力をもつ存在なんだ。彼は非常にレアな野球選手で深夜のトーク番組でも話題になる。コメディアンも彼について話しをする。彼はポップカルチャー的な存在になっている。アーロン・ジャッジはポップカルチャーではない」と、スポーツ選手を超えた共通言語となっていることを明かしている。
「覚えている限り、今までの野球選手で最後にポップカルチャーになった選手はステロイドを使用していた奴らだね。彼らは逆の意味で話題になったからね」と語ったスクーカネック氏。「でもオオタニは違う意味で話題になっている。トラウトも偉大だけど、これほどではない。唯一無二で、生涯に一人の選手だよ」と大谷を絶賛した。
それを受けて司会のロッペンハイマー氏は「人気に関していえば、我々はアメリカ人を選ぶ傾向にあると思うけど。ミギー(カブレラ)がやることには誰も関心をもたなかった。でも彼は違う。彼が達成していることはベーブ・ルース以来のことで、本当に卓越している。同時に彼が破る数字(記録)も見たいと思うよね」と総括。大谷の前人未到の記録への挑戦は、野球ファンのみならず米国民の関心事の1つとなっているようだ。
(THE ANSWER編集部)