本拠地パドレス戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は24日（日本時間25日）、本拠地パドレス戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席に初球を捉え、右翼線への二塁打とした。5回の第3打席では左翼前に落ちるかという打球をパドレスのジュリクソン・プロファー外野手が好捕。帽子から白いカードがグラウンド上に転がったため、観客が落球と勘違いし、歓声を上げる場面があった。

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　1-4で迎えた5回1死走者なしの第3打席。大谷は内角低めへのスライダーを逆方向へ弾き返した。プロファーは猛烈な勢いで前進し、懸命にダイブ。帽子を飛ばしながらもボールをキャッチし、大谷の2安打目を阻止した。しかし、グラウンド上には白い物体が。戦術などを記載したカードと思われるものがプロファーの帽子から落っこち、ボールと勘違いした本拠地の観客は一瞬大歓声を上げた。

　米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況ジョー・デービス氏は「観客が歓声を送っているのが聞こえました。おそらく白いカードが落ちたのを見て、ボールと勘違いしたのでしょう」と指摘。「ショウヘイでさえも『待って、落ちた？』という感じでした。振り返って確認していましたから」と大谷の反応にも注目していた。