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大谷翔平の「60-60」にロバーツ監督がブレーキかける可能性 意外な“障壁”を米地元紙が指摘

米大リーグのドジャースは24日(日本時間25日)から本拠地ドジャースタジアムで同地区2位のパドレスとの3連戦を迎える。ナ・リーグ西地区首位を走ってきたドジャースだが、最大9.0あったゲーム差はいまや3.0。今季最後の首位攻防戦の結果次第では、一気に順位が入れ替わる状況だ。カギを握るのはやはり大谷翔平投手。前人未到の本塁打&盗塁のコンボ記録は「53-55」まで伸び、残り6試合で「60-60」到達を期待する声が上がるが、米地元紙は多角的な視点から「可能性が低い」としている。

50号2ランを放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
50号2ランを放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

レギュラーシーズンは残り6試合

 米大リーグのドジャースは24日(日本時間25日)から本拠地ドジャースタジアムで同地区2位のパドレスとの3連戦を迎える。ナ・リーグ西地区首位を走ってきたドジャースだが、最大9.0あったゲーム差はいまや3.0。今季最後の首位攻防戦の結果次第では、一気に順位が入れ替わる状況だ。カギを握るのはやはり大谷翔平投手。前人未到の本塁打&盗塁のコンボ記録は「53-55」まで伸び、残り6試合で「60-60」到達を期待する声が上がるが、米地元紙は多角的な視点から「可能性が低い」としている。

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 直近4試合で18打数14安打(打率.778)、5本塁打、13打点、9得点、長打率1.722、OPS2.522と打ちまくり、節目の「50-50」をあっという間に超えていった大谷。23日(同24日)には自身今季3度目、通算10度目の週間MVPも獲得し、最高ともいえる状態でパドレスとの3連戦を迎える。その後は「打者天国」といえる標高1マイル(約1600メートル)超えのデンバーのクアーズ・フィールドでのロッキーズ3連戦が控えるため、大谷自身の記録がどこまで伸びるかにも注目が集まる。

 米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「ショウヘイ・オオタニは『60-60達成可能性もある』 彼の元チーム、エンゼルスは史上最悪を記録するかもしれない」との見出しでスティーブ・ヘンソン記者著の記事を掲載。「元ドジャースのショーン・グリーンがタイムズに対し『この男は誰も信じられないようなことをやっている。皆が理解しているように、60-60に達する可能性もある』と語った」と今後の展望を記した。

 記事内で「オオタニはいつでも盗塁を決められるようなので、あと5盗塁は妥当な数字だ。しかし、あと6試合で7本塁打はMVPレースで独走している男にとっても可能性は低い」と本塁打において「60-60」が厳しい数字だと指摘。「オオタニはクアーズ・フィールドに行くので、何が起きても不思議ではない」としているものの「ドジャースがパドレス戦で3試合中2試合に勝利し、地区優勝すれば、デーブ・ロバーツ監督は、怪我の予防のためにオオタニに盗塁を控えるよう求めるかもしれない」と大谷に“ブレーキ”をかける可能性についても言及している。

(THE ANSWER編集部)


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