ゲーム差は「9→3」 怪我人続出ドジャースと9戦8勝パドレスは「全く対照的だ」 2勝でド軍V、3連敗で陥落の天王山
先発ローテは絶好調、打線には首位打者と出塁率トップが存在
象徴的なのは3連戦で登板が予定されている先発投手陣。パドレスはマイケル・キング、ディラン・シーズ、ジョー・マスグローブの3投手で、記事は「ハッキリ言って、現在パドレスの最高の3投手だ」としている。各投手の直近2試合の成績を合わせると、防御率は驚異の0.70。一方のドジャースは新人のランドン・ナック、防御率5.63のウォーカー・ビューラー両投手を起用せざるを得ない状況だ。
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パドレスの不安要素として挙げられるのが、守護神ロベルト・スアレス投手の不調。ここまで34セーブを挙げているが、直近7登板で7失点、防御率9.00と不安定な投球が続いている。しかし、トレード期限でタナー・スコット、ジェイソン・アダム両投手を獲得しており、記事は「それでも彼らは球界最高級のブルペンを持っている」と層の厚さをたたえている。
打線も強力で、打率.318でリーグ首位打者のルイス・アラエス内野手、出塁率.385でリーグトップに立つジュリクソン・プロファー外野手、24本塁打、OPS.829で新人王の有力候補に挙げられるジャクソン・メリル外野手など強打者揃い。通算342本塁打のチームリーダー、マニー・マチャド内野手も29本塁打、104打点と勝負強い打撃を発揮している。
一方のドジャースも大谷翔平投手が直近4試合で打率.778、OPS2.522、5本塁打、13打点、6盗塁と絶好調。22日(同23日)の本拠地ロッキーズ戦では、大谷とムーキー・ベッツ内野手の連続本塁打で劇的な逆転サヨナラ勝ちを収め、勢いをつけている。3戦のうち2勝すればドジャースの直近12年で11度目の優勝が決定。パドレスが逆転優勝すれば2006年以来18年ぶりの栄冠となる。
(THE ANSWER編集部)