ベース1周の大谷とベッツ、2人の姿に注目

　米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は22日（日本時間23日）、本拠地で行われたロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。1点を追う9回に2試合ぶりの53号同点弾を放つと、続くムーキー・ベッツ外野手が左翼へ19号サヨナラ弾を放ち、6-5で勝利した。ベースを回る2人の姿を意外な角度からとらえた“芸術”に日本のファンが「影までカッコいい」と歓喜の声を上げている。

　大谷はこの日、4-5と1点を追う9回先頭で打席に立ち、ロッキーズ右腕ハルボーセンがカウント2-1から投じた4球目、低めスプリットを右中間スタンドへ運んだ。打球速度114.7マイル（約184.6キロ）、飛距離432フィート（約132メートル）という一撃に、ダイヤモンドを一周する際には珍しく雄叫びを上げチームを鼓舞。すると続くベッツも左翼席へ19号を運び、チームは6-5でサヨナラ勝ちした。

　ドジャースの公式X（旧ツイッター）は「ワンツーパンチ」と題して、大谷とベッツがダイヤモンドを一周する姿を上空からとらえた写真を公開。右手を突き上げた2人は、ともに人差し指を伸ばし体全体で喜びを表している。これに日本人のファンからコメントが多数集まった。

「ばっけもんかっこいいこのツーショット」
「なんつーいい写真…」
「なんなんだよもう影までかっこいいな」
「影までもカッコイイ」
「この上からのアングルかっこよすぎ」
「最近の大谷さん現実味なさ過ぎて脚本却下されるレベルの活躍してる」

　さらに、大谷の影が「L」、ベッツの影が「A」の形をしているとの指摘もあり「LAのロゴになる陰のシルエット　狙って撮影してるカメラマンさん　凄すぎる…」「ドジャース、カメラマンと動画編集者天才すぎる」との声もあった。