大谷同点53号直後の行動をLA解説指摘「今まで見た中で最も喜んでいたよう」 左手と声で示した“熱さ”
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、5打数4安打1打点、1本塁打、2盗塁の大暴れ。チームの6-5サヨナラ勝ちに貢献した。これで地区優勝マジック「4」が再点灯。9回の53号では、打った直後の行動に米解説が注目していた。
本拠地ロッキーズ戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、5打数4安打1打点、1本塁打、2盗塁の大暴れ。チームの6-5サヨナラ勝ちに貢献した。これで地区優勝マジック「4」が再点灯。9回の53号では、打った直後の行動に米解説が注目していた。
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4-5の9回先頭。大谷は右腕ハルボーセンの低めスプリットをかっ飛ばした。打球はあっという間に右中間スタンドへ。打球速度114.7マイル(約184.6キロ)、飛距離432フィート(約132メートル)。すぐさま左手をベンチに掲げ、ダイヤモンドを一周する際にも珍しく吠えてチームを鼓舞した。続くベッツも左翼席へ運び、チームは劇的なサヨナラ勝ちを収めた。
米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継では実況のスティーブン・ネルソン氏が「オオタニが右中間へ強烈な打球! オオタニは不可避の存在だ!」と絶叫すれば、通算204勝の球団OBで解説のオーレル・ハーシュハイザー氏は「この一発には今まで見た中で最も喜んでいたようです。彼が打ちましたが、これはチームのためだと分かっていたのです」と指摘した。
この日、ナ・リーグ西地区で2位のパドレスがホワイトソックスに逆転勝ちしており、ドジャースは敗れればゲーム差を2に詰められるところだった。まさにチームの窮地を救った一撃。ハーシュハイザー氏は「114マイルの打球のあと、リアクションはベンチに向けてでした」と“チーム一丸の証”を伝えていた。
大谷はこの試合で2得点もマーク。今季128得点とし、イチロー氏がマリナーズ時代の2001年に記録した日本人のシーズン最多得点127を更新。シーズン最多盗塁もイチロー氏が同年に残した56へあと1と迫っている。
(THE ANSWER編集部)