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大谷翔平、51-51到達で驚異的な「11の事実」判明 A.ロッド、メイズら伝説超えをMLBが特集

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地マーリンズ戦で6打数6安打、3本塁打10打点の大爆発。一気に「51本塁打&51盗塁」に到達した。MLB公式サイトは、この試合で大谷が記録した「11」の驚異的なスタッツを紹介している。

マーリンズ戦で「51-51」を達成したドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
マーリンズ戦で「51-51」を達成したドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

「史上初」がズラリ

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地マーリンズ戦で6打数6安打、3本塁打10打点の大爆発。一気に「51本塁打&51盗塁」に到達した。MLB公式サイトは、この試合で大谷が記録した「11」の驚異的なスタッツを紹介している。

 MLB公式サイトは「オオタニの打席での記録的な日と同じくらい驚異的な11のスタッツと事実」と見出しを打ってサラ・ラングス記者著の特集記事を掲載。「ショウヘイ・オオタニほど信じられないような野球選手は存在しない。我々はそれを既に知っていたが、木曜日、それでも、彼は再びそれを思い出させた」と大記録を称賛した。

 記事では、「基本的な事実」として、6打数6安打、2二塁打、3本塁打、10打点、2盗塁、17塁打という鮮烈なスタッツラインを紹介。他の記録は以下の通り。

・1試合で3本塁打と複数回の盗塁を記録したMLB史上初の選手。

・少なくとも1901以降、1試合で5安打、複数本塁打、複数盗塁を記録したMLB史上初の選手。

・少なくとも1901年以降、1試合で少なくとも5本の長打、複数盗塁を記録したMLB史上初の選手。

・打点が公式記録となった1920年以降、1試合で少なくとも10打点、6安打、5本の長打、3本塁打、2盗塁を記録したMLB史上初の選手。

・1試合で10打点を記録したドジャース史上初の選手。先頭打者としても史上初。MLB史上では16番目。過去15人はその試合で盗塁無し。

・1試合で17塁打は1901以降4位タイ。

・ポストシーズンに出場したことがない現役選手、また負傷者リスト(IL)に入っている選手の中で最多865試合に出場。

・51号はドジャースの1シーズン本塁打記録。前記録保持者は2001年のジョーン・グリーンの49本。

・1試合で少なくとも1本塁打、1盗塁をマークしたのは今季13試合目。1986年のリッキー・ヘンダーソンに並んで最多。

・2020年8月23日のムーキー・ベッツ以来、1試合で複数本塁打、複数盗塁はMLBで初。

・50盗塁を記録したシーズンにおいて、51本塁打は史上最多。前記録保持者は昨季のロナルド・アクーニャJr.の41。50本塁打を記録したシーズンにおいて、51盗塁も史上最多。前記録保持者は1955年のウィリー・メイズと2007年のアレックス・ロドリゲスの24。

 この試合前まで、「50-50」に2本塁打、1盗塁としていた大谷。ラングス記者は「オオタニは私たちが今まで見てきた中で個人のパフォーマンスとして史上最高の1試合を披露した」と絶賛。まさに、記録的な一夜となった。

(THE ANSWER編集部)

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