英3部・レクサス対バーミンガムを観戦

　海外サッカー、イングランド3部にあたるEFLリーグ1のスタジアムに集結した豪華スーパースターたちの共演が話題となっている。米メディアは「この試合はハリウッドのような状況だ」と報じている。

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　同リーグの第6節バーミンガム対レクサムの試合に現れたのは、甘いマスクで日本のファンを虜にした元イングランド代表MFデービッド・ベッカム氏と、米ナショナルフットボール（NFL）で史上最高のQBとも称されたトム・ブレイディ氏。米大手放送局「CNN」は、「レクサム対バーミンガムの新しい “ハリウッド 的な試合を観戦するために大スターが集結」との見出しの記事で「この試合はハリウッドのような状況だ」と報じている。

　2022年で現役を引退したブレイディ氏は、23年にバーミンガムの少数株主に。会場には、レクサムのオーナーを務めるハリウッド俳優・ロブ・マケルヘニー氏も来場した。記事では「ソーシャルメディア上でお互いをからかい合っていた2人は、デービッド・ベッカムや息子のロメオといったスター選手たちとともにスタンドに集合。マケルヘニーは共同経営者の（ハリウッド俳優）ライアン・レイノルズにビデオ電話をかけ、誰と話しているのかファンにわかるように携帯電話の向きを変えた」と、スターたちの動向を伝えている。

　CNNが「スーパースターの登場はこの試合に新たな次元を与え、イギリスのスカイスポーツで生中継されて熱狂的な雰囲気を作り出した」とした試合は、今夏にバーミンガムに加入したばかりの元日本代表DF岩田智輝がリーグ戦初出場。1点リードの後半14分にはピッチ中央付近から、左足で強烈なミドルシュートを決め、移籍後初得点で3-1の勝利に貢献した。この見事なゴールには、ベッカムらも思わず拍手を送っていた。

　3部リーグのスタンドとは思えない光景に日本人ファンも興奮。SNS上では「ベッカム？なんで？笑」「3部とは思えない観客数だしシュートすごいしベッカムいるし情報量が多い」「なんで英3部の試合をベッカムとブレイディが見に来るんだろう？」「ベッカムも立ち上がってニコニコ」「豪華すぎる」など、驚きの声が上がっていた。