球場入りで注目

　米大リーグ・カブスの今永昇太投手は16日（日本時間17日）、本拠地アスレチックス戦で日本人左腕としては2002年の石井一久（ドジャース）に並ぶシーズン最多の14勝目（3敗）を挙げた。球場入りする際には、持っていたアイテムの“変化”が米ファンの間で話題となっていた。

　今永はこの日、キャップを後ろ前に被ったサングラス姿で球場入り。チェックのシャツに黒いパンツ、スニーカーとカジュアルな格好だったが、注目を集めたのが右手で持っていた飲み物。カフェラテのようだが、見た目がいつもと少し違っていたようだ。

　米イリノイ州の地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」にも特集され、選手や首脳陣の本拠地球場入りを写真に撮り続けるカブスの名物ファンのサム・バーネロさんが自身のXで実際の画像を公開。米ファンを騒然とさせている。

「ショウタがスターバックスに変えただと?!　ESPNで報じられるべきだ」
「スターバックスに変更したのか？」
「スターバックスを持ってるわ！」
「彼はあなたに、半分飲んだスターバックスを持ってきたの？」

　今永は5月、球場入りする際にカフェラテを手にする姿が散見され、米記者からの質問に「球場の往復と、行きにダンキンドーナツのカフェラテを買うというルーティンしかない」などと習慣を明かしていた。今回の飲み物のカップには、ダンキンドーナツのロゴもなく、ストローもオレンジではなくグリーンだった。わずかな変化にも注目が集まるのは、今永の人気の表れだと言えそうだ。