「並外れたスキルが彼をスーパースターに」

　米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手が「ドライビングアスリート」として関わるドイツの超高級車「ポルシェ」が、公式Webサイトで大谷の思いを引き出したインタビューを世界展開している。その中にはポルシェの最新「タイカンS」のハンドルを握り、優しくほほ笑む大谷の写真も。あまりのゴージャス感に海外のファンからは「ポルシェは彼らを代表する素晴らしい人材を見つけた」との賛辞が上がっている。

　ポルシェ公式のニュース投稿専用Xでは「メジャーリーグでショウヘイ・オオタニのような選手を見るのは、ほぼ100年ぶりである。その並外れたスキルが彼を絶対的なスーパースターにした。編集チームは彼の第二の故郷であるロサンゼルスで、彼に会った」と、大谷のインタビューを紹介している。

　そこには、シックな茶色の革ジャンをまとった大谷が、笑みをたたえてポルシェにもたれかかる写真が。クルマは4ドアモデルの「タイカン・ターボS」で、同社の日本版サイトによれば価格は2746万円。100キロまでの加速を2.4秒でこなし、最高速度260キロというモンスターマシンだ。

　超高級車のハンドルを、10年総額7億ドル（約1014億円＝当時）という巨額契約を結んでプレーする大谷が握るとなれば、特別な“ゴージャス感”がにじみ出る。海外のファンからは「ポルシェは彼らを代表する素晴らしい人材を見つけた」「野球界の顔だ」「彼はスポーツ界で最高のスポンサー契約を結んでいる」とコメントが。世界有数のスポーツカーメーカーの顔として、すっかり認められているようだ。