ハリウッド俳優が驚いた大谷の行動 2ショット撮影で「100%」虜にされた配慮「興味深かったのは…」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は47本塁打、48盗塁(47-48)の驚異的な成績を残し、史上空前の「50-50」達成に迫っている。MLB公式サイトは、今季途中に大谷と対面したという米俳優が一瞬にして“虜になった”というエピソードを紹介している。
MLB公式サイトに掲載されたハリウッド俳優のインタビュー
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は47本塁打、48盗塁(47-48)の驚異的な成績を残し、史上空前の「50-50」達成に迫っている。MLB公式サイトは、今季途中に大谷と対面したという米俳優が一瞬にして“虜になった”というエピソードを紹介している。
今年5月、突如SNS上にアップされた1枚の写真が話題になった。映画「アウトサイダー」「セント・エルモス・ファイアー」など1980年代のハリウッド映画などに出演して人気を博した俳優で映画監督のロブ・ロウが自身のインスタグラムで公開した、ドジャースのユニホーム姿の大谷との2ショット写真。2人はドジャースタジアムのロッカールームで対面したようだ。
この交流にMLB公式サイトも注目。マイケル・クレア記者による、ロウのインタビュー記事を掲載した。その中でクレア記者が「今年、ショウヘイ・オオタニと対面されていましたね。あなたはスターで、長い間ハリウッドにいますが、彼に会って夢中になりましたか?」と聞くと、ロウはこう答えた。
「100%だよ。ロッカールームに入ったら、他に誰もいなかった、彼だけだったんだよ。だから私は『なんてことだ、ショウヘイが一人でいるぞ。挨拶しなくては』と思ったんだ。私は彼の肩をたたき、自己紹介をした。彼の大ファンだということを伝えて、セルフィーを撮ってもいいか聞いたんだ。彼はとても親切で礼儀正しくて、喜んで撮ってくれたよ」
思いがけない瞬間だったとはいえ、ロウはこの後の大谷の対応についても絶賛。「でも興味深かったのはここからだ。これは彼のことをよく物語っていると思う。彼はそこにきちんと服を着ていない状態で座っていたんだ。上にはユニホームを羽織っていて、下には短いスウェットのパンツを履いていた。だから私は、彼が立ち上がって上半身だけをフレームに収めてセルフィーを撮ると思ったんだ」と話し、こう続けた。
「そうじゃなかったんだよ。彼は完璧にユニホームに着替えたんだ。ソックス、パンツ、ベルトもだ。新しいキャップをロッカールームに取りに行っていたよ」
大谷の姿勢に心を打たれたロウ。「これにはいくつかの理由があると思う。細かいところまでの配慮、リスペクト、献身、そしてドジャースの一員になったということだ」と注目しつつ、「そして他に素晴らしいと思ったことは、写真を撮り終わった後、球団職員が私に近づいてきて、『ショウヘイが、これを投稿してもいいか聞いている』と言ったことだよ。正直に、こんなことをするスーパースターの名前を挙げてみてくれ」と驚きを明かしていた。
(THE ANSWER編集部)