女子アスリートが腕ぶん回し剛球 「国宝級」と称賛の始球式も本人は「怪我がなくてよかった」
台湾プロ野球(CPBL)で女子アスリートが務めた強烈な始球式が話題を集めている。パリ五輪のボクシング女子66キロ級で、銅メダルに輝いた台湾の陳念琴が11日、富邦―統一戦に登場。独特フォームから投じた“剛球”が、世界のファンを驚かせている。
台湾の陳念琴が始球式
台湾プロ野球(CPBL)で女子アスリートが務めた強烈な始球式が話題を集めている。パリ五輪のボクシング女子66キロ級で、銅メダルに輝いた台湾の陳念琴が11日、富邦―統一戦に登場。独特フォームから投じた“剛球”が、世界のファンを驚かせている。
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陳念琴はピンク色のかわいらしいグラブを受け取ってマウンドの少し前に立つと、まず腕をぶんぶんと回し、ボクシングのジャブを数発撃ってウォーミングアップ。そのままの流れで振りかぶって、捕手へ剛球を投げ込んだ。ボールは左打席側へ外れたものの、何事かを叫んでマッスルポーズでアピール。場内の拍手に、満足げな笑顔を見せている。
さらに、捕手を務めた江少慶投手が記念のボールを渡そうと寄ってくると、今にも戦いだしそうなフットワーク。そのまま笑顔で記念写真に納まった。
台湾紙「自由時報」は陳念琴の「選手に怪我がなくてよかったです」という言葉を紹介。ネット上には台湾のファンから「めっちゃ可愛い。元気があふれてる」との声が上がり、海外ファンからも「この子は国宝級ね」という言葉が並んでいた。陳念琴は悪性リンパ腫を克服しリングに戻ってきたことから「抗癌女拳王」というニックネームがある。
(THE ANSWER編集部)