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“投手・大谷”のプレーオフ復帰を米記者が熱望「起こりうる」 指揮官は否定的も希望持つ理由とは

米大リーグのドジャースは、ナ・リーグ西地区で首位に立ち優勝へと突き進んでいる。ここで注目されるのが、右ひじ手術後のリハビリを順調に消化している大谷翔平投手の今後の起用法だ。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」の記者は、ポストシーズンでフィリーズやヤンキースを圧倒するには“投手・大谷”の力が必要だと主張。「彼は何でもできる」とあきらめていない様子だ。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

フィリーズやヤンキースを「圧倒できる者」として必要

 米大リーグのドジャースは、ナ・リーグ西地区で首位に立ち優勝へと突き進んでいる。ここで注目されるのが、右ひじ手術後のリハビリを順調に消化している大谷翔平投手の今後の起用法だ。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」の記者は、ポストシーズンでフィリーズやヤンキースを圧倒するには“投手・大谷”の力が必要だと主張。「彼は何でもできる」とあきらめていない様子だ。

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 同紙は「プレーオフでショウヘイ・オオタニが登板? なぜダメなんだ?」という見出しを掲げてビル・プラシュケ記者の著名記事を掲載した。比較対象に挙げているのは、ドジャースが最後に世界一となった2020年。「最も異例なシナリオで救われた」として、レイズとのワールドシリーズ第6戦、世界一を決めた最後の7つのアウトは「シーズンでたった1度しかリリーフ登板していなかった選手によって切り抜けられた」とした。

 マウンドに立ったのは、レギュラーシーズン10試合に先発していた左腕フリオ・ウリアス投手で「リリーフ投手ではなかったが、ドジャースは機敏かつ賢明で勇気のある決断から、タイトルを獲得した」とその判断を称賛。そして今季「もしドジャースが同じような状況に陥ったとき、彼らは同様の策を取る勇気を持つべきだ」として推しているのが、大谷の投手起用だ。

 プラシュケ記者は「今シーズンの救世主は?」「ショウヘイ・オオタニ」と続け「これは起こりうる。これは起こるべきだろう」とした。「リハビリはもうそろそろ終了するはず。ちょうどチームがシリーズを勝ち取るか優勝するために3アウトが必要なイニングに直面する頃になる」と指摘した。

 記事では、デーブ・ロバーツ監督が「絶対にないとは言えない……100%扉を閉めきるつもりはない」「問題は、現実的に、彼はここ1年以上高いレベルでの投球をしていないこと」と語り、アンドリュー・フリードマン編成本部長も「この議題は、我々にとって最優先事項ではない。彼はまだリハビリの途中なんだ」とコメントしたと紹介。実現の可能性は低そうだ。

 それでも、プラシュケ記者は強豪相手に「圧倒できる者が必要だ」と大谷の登板を推薦。リスクはあるとしつつも、「大谷にとって有利な点」として「彼はショウヘイ・オオタニなのだ!」と理由を説明し「彼は何でもできる。これもやってくれるだろう」と希望を捨てていない。事あるごとに歴史をつくってきた“規格外の男”大谷だからこそ、米記者も夢を見たくなるようだ。

(THE ANSWER編集部)

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