大谷翔平のスタッツは「無駄な数字じゃない」 ジャッジとの比較に元新人王が持論「インパクトある」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は47本塁打、48盗塁(47-48)の驚異的な成績を残し、史上空前の「50-50」達成に迫っている。米放送局では、51本塁打を放っているヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手とどちらが優れたシーズンを過ごしているか議論している。
どちらが優れたシーズンか元MLB選手が議論
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は47本塁打、48盗塁(47-48)の驚異的な成績を残し、史上空前の「50-50」達成に迫っている。米放送局では、51本塁打を放っているヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手とどちらが優れたシーズンを過ごしているか議論している。
米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門Xは「アーロン・ジャッジとショウヘイ・オオタニのどちらが、より印象的なシーズンを過ごしている?」との文面で動画を公開。2005年にマーリンズで22勝を挙げナ・リーグ最多勝利投手となったドントレル・ウィリス氏は「ショウヘイ・オオタニのことは愛しているけど、アーロン・ジャッジは60本塁打、140打点をマークするチャンスがある」とジャッジを選んだ。
ウィリス氏は「もの凄いダメージを相手に与えていて、打率もある。長打を打つだけではなく継続的に活躍しているんだ」とジャッジを称賛。「だからここ数週間の苦戦には驚いている。でも、シーズン序盤に不調であったことを考えれば、とても感銘を受けるよ」と説明した。
一方で、1992年にドジャースでナ・リーグ新人王を受賞したエリック・キャロス氏は「どちらを取っても素晴らしいけど、ジャッジが同じようなことをやったのを2年前に見ている」と2022年にア・リーグ史上最多となる62本塁打をマークしたことを指摘した。
キャロス氏は「オオタニが50-50を達成するのは時間の問題だろう。しかも、彼は試合にインパクトを残す形で数字を残している。無駄な数字じゃないんだ。MVP最有力だったムーキー・ベッツが離脱してからオオタニはリードオフとしてドジャースを牽引している」と、持論を展開していた。
(THE ANSWER編集部)