本拠地カブス戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は11日（日本時間12日）、本拠地カブス戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席で47号先頭打者弾を放つなど、4打数2安打3打点1四球1盗塁の躍動で、10-8の勝利に貢献した。試合後にインタビューに答えた同僚は、「毎日、私たちが今まで見たことないことをしているように感じる。彼がやること全てに感銘を受けるよ」と絶賛している。

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　大谷は初回に先頭打者アーチを放ち、キャリア最多となる今季47号を記録。自身通算218本塁打で、レンジャーズなどでプレーした秋信守のアジア人最多記録に並んだ。2回には四球で出塁すると、すかさず二盗。今季48個目の盗塁となった。さらに3回には2死二、三塁のチャンスに中前へ2点適時打。3打点で打撃戦を制したチームに貢献した。

　大谷の活躍を同僚も絶賛。米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の試合後インタビューに答えたマックス・マンシー内野手は、「彼は今日は118マイルのホームランを打った。キャッチしようと思ったファンを気の毒に思うよ」と、時速118.1マイル（約190.1キロ）、飛距離405フィート（約123.4メートル）を記録した弾丸ライナーをコミカルに称賛した。

　前人未到の「50本塁打-50盗塁」にまた一歩前進した大谷に対し「（『50-50』は）もちろん達成してほしいとみんな思っているよ。達成するってことは彼の調子がいいってことだし、そうなればチームにも貢献してくれるってことだから」と応援したマンシー。「彼は信じられないよ。毎日、私たちが今まで見たことないことをしているように感じる。彼がやること全てに感銘を受けるよ。その一部でいられて楽しいよ」と、大谷の快挙への歩みを絶賛していた。