帝王ニクラス氏が苦言 松山次戦に欠場者続出「我々は出続けた。重いケガでも」
男子ゴルフの世界ランキング4位・松山英樹(レクサス)は、米オハイオ州で行われる「ザ・メモリアルトーナメント」に出場する。2014年に同大会を制覇し、世界進出の足掛かりを作った大会だが、英紙「アイリッシュ・タイムズ」によると今年の大会は有力選手の欠場が続出。大会のホストである「帝王」ジャック・ニクラス氏が苦言を呈したという。
松山出場の米戦、強豪選手に欠場者…ニクラス氏“喝”「今日はこれが基準のようだ」
男子ゴルフの世界ランキング4位・松山英樹(レクサス)は、米オハイオ州で行われる「ザ・メモリアルトーナメント」に出場する。2014年に同大会を制覇し、世界進出の足掛かりを作った大会だが、英紙「アイリッシュ・タイムズ」によると今年の大会は有力選手の欠場が続出。大会のホストである「帝王」ジャック・ニクラス氏が苦言を呈したという。
記事によると、今大会は世界ランキングでトップ10に入る選手のうち、松山を含め6人が参加する。しかし、2位のロリー・マキロイ(英国)は肋骨の負傷、2010年の覇者ジャスティン・ローズ(米国)は全米オープンに照準を絞るため、欠場を決めた。この判断に対し、ニクラスはアーノルド・パーマー、ゲーリー・プレーヤーといった伝説的選手の名も挙げ、残念がった。
「私やアーノルド、ゲーリーがプレーしていた時、何らかのケガをしていたと思うか? 我々のキャリアの中でコースに立っている間、大会から撤退したことはあるかと思うか?」と話すと、“ゼロだ”というジェスチャーとともにこう続けた。
「我々はプレーし続けた。重いケガがあってもだよ。だけど、今日ではこれが基準のようだ。彼らはすべてを持っている。自分の頃はフィットネストレーナーも栄養士もおらず、自分でやるしかなかったからね」