ドジャースOBのヘアストンJr.氏がMLB専門局で語る

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手がクラブハウスで見せる振る舞いを球団OBが絶賛した。通算1126安打のジェリー・ヘアストンJr.氏が米専門番組に出演。殿堂入りレジェンド、ケン・グリフィーJr.氏と大谷の共通点を指摘している。

　ドジャースOBとして、カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の解説者を務めているヘアストンJr.氏。MLB専門局「MLBネットワーク」の番組「MLBナウ」に出演し、大谷のクラブハウス内での様子について質問を受けた。同氏は「彼はケン・グリフィーJr.を思い出させます」と切り出し、レッズ時代の2008年に同僚だった通算2781安打、630本塁打のレジェンドと比較した。

「ジュニアはいつも笑顔でした。いつも笑ってチームメートと一緒にいました。同僚と一緒にいるのが大好きだったんです」と舞台裏での姿を回顧。「ショウヘイもそれにとても似ています。彼もいつも笑っていて、クラブハウス内でいたずらっ子のような感じです」と類似点を指摘した。

　さらに「ケン・グリフィーJr.と同じように、彼が自分自身に本当に怒ったり、落ち込んでいるところを見たことがありません。いつもスマイルを浮かべていますからね」と絶賛。「2人のようにあれだけの才能、能力、スイングを持っていたら、いつもいいムードでいられるでしょうね」と明るい雰囲気をもたらす2人を評した。