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バド渡辺勇大&18歳・田口真彩は4強敗退「負けるのって悔しい」 ペアは全日本総合まで継続→再度判断

バドミントンの全日本社会人選手権は11日、鳥取県民体育館で最終日が行われた。混合ダブルスではパリ五輪銅メダルの渡辺勇大が、新しくペアを組んだ18歳・田口真彩と準決勝に臨んだが、柴田一樹、篠谷菜留組に0-2(13-21、15-21)で完敗。決勝進出とはならなかった。

全日本社会人バドミントン選手権大会に出場した渡辺勇大(左)、田口真彩ペア【写真:荒川祐史】
全日本社会人バドミントン選手権大会に出場した渡辺勇大(左)、田口真彩ペア【写真:荒川祐史】

全日本社会人バドミントン選手権

 バドミントンの全日本社会人選手権は11日、鳥取県民体育館で最終日が行われた。混合ダブルスではパリ五輪銅メダルの渡辺勇大が、新しくペアを組んだ18歳・田口真彩と準決勝に臨んだが、柴田一樹、篠谷菜留組に0-2(13-21、15-21)で完敗。決勝進出とはならなかった。

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 この大会で初めてペアを組んだ2人はこの日まで5戦いずれもストレート勝ち。4強に駒を進めていた。だが準決勝では柴田、篠谷組の攻めに苦しみ、初めてゲームを落とすと、第2ゲームでも波に乗れなかった。

 渡辺は試合後、「初戦からたくさんの方が応援に来ていただき、優勝する姿を見せたかったですけど、そう簡単にはいかない。日本のレベルも上がってきている。ミックスダブルスも少しずつ盛り上がってきているのかなと思うので、もう一回トップに自分たちが行けるようにやっていきたい。やっぱりまだまだ勝ちにこだわってやりたいと思います」と話した。

 渡辺はパリ五輪の混合ダブルスで、東野有紗との“ワタガシ”ペアで銅メダルを獲得。中学時代から13年ともにプレーしていたが、大会後の8月16日にペア解消を発表。今大会は、昨年10月の世界ジュニア女子ダブルスで世界一に輝いた実績を持つ田口とのペアで挑んでいる。東野は女子ダブルスに転向し、この大会には櫻本絢子とのペアで出場している。

 ワタガシペアで臨んだ8月のダイハツジャパンオープンでは、同23日の準々決勝でヤン・ポシュアン、フ・リンファン(台湾)組に9-21、17-21でストレート負け。これが最後の試合になった。渡辺はそこから15日で開幕を迎えていた。

「沢山試合できてよかった。まだまだ上には上がいる。負けたということはやっぱり弱かったということ。勝って強くなれるように頑張りたい」と課題と収穫を口にした渡辺。全日本総合の出場権を獲得したが「強くなりたいですね。悔しいな、負けるのって」と率直な思いも口にした。

 田口とのペアについては「いったん全日本総合まで。(判断基準は)全日本総合でどういうパフォーマンスだったか」とコメント。全日本総合を終えて再び判断するとした。

(THE ANSWER編集部)


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