シーズン打点の自己記録も更新するメモリアル弾

　米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は8日（日本時間9日）、本拠地で行われたガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発し、5回に2試合ぶりの46号ソロ。伸ばし続けている史上初の記録を「46本塁打＆46盗塁」とした。止まらない記録更新に驚いているのが、ドジャースの番記者たちだ。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今　2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
（W-ANS ACADEMYへ）

　大谷は初回の打席が左飛、3回は中前打。5回1死でこの日3度目の打席に立つと、右腕ビービーの2球目、高めチェンジアップを豪快に引っ張り、雄大な打球を右翼ポール際へ運んだ。飛距離450フィート（約137メートル）という特大弾。ポールを巻くようにスタンドへ舞い降りた打球が、審判の確認で改めて本塁打と判定されると、ベンチに座っていた大谷は両手を突き上げるガッツポーズを見せた。

　止まらないメモリアルに、米記者も一斉に反応している。米専門メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マケイン記者は自身のX（旧ツイッター）で「ショウヘイ・オオタニは今シーズン46本目となるホームランを放った。オオタニの打球は、打球速度116.7マイル、450フィートも飛んだ。現在50-50まで残りたったの4本塁打と4盗塁。ショウヘイはただただ別次元だ」と驚きの言葉を並べた。

　同じく米専門メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者も「ショウヘイ・オオタニがまたもホームランを放った。今回は破壊した。信じられないことに、打球の速さは116.7マイルで、飛距離は450フィート。彼はメジャーリーグ史上初めて、同一シーズンに46本塁打と46盗塁を達成した選手となった」とつづっている。

　大谷はこの一発で今季46発、101打点とした。2021年にマークした自身のシーズン最多本塁打記録に並び、打点は同年の自己記録を更新した。