「ワオ…言葉がない」 両腕のないアーチェリー選手の神技が世界で爆発的反響「真のヒーローだ」
パリ・パラリンピックの女子アーチェリーで見られた“神業”に世界が仰天している。現地8月31日に行われた試合で、インドのシータル・デヴィが驚異的な技術でど真ん中に的中。海外で「言葉がない」「学ぶべきところがたくさんある」といった驚きの声が広がっている。
パリ・パラリンピック
パリ・パラリンピックの女子アーチェリーで見られた“神業”に世界が仰天している。現地8月31日に行われた試合で、インドのシータル・デヴィが驚異的な技術でど真ん中に的中。海外で「言葉がない」「学ぶべきところがたくさんある」といった驚きの声が広がっている。
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正確無比なショットだった。両腕がないデヴィは右足の親指と人差し指の間に弓を挟んで持ち、右足を押し出すような格好のまま、右肩を使って弦を引いた。セットされた矢のロックを外すと、照準器を覗き込み、あごを使ってショット。見事にど真ん中の10点を射抜き、客席から喝采を浴びた。
母国誌「インディア・トゥデー」の記者、シブ・アロール氏は自身のXでデヴィの“神業ショット”の動画を公開。「シータル・デヴィは動きのある詩のようなものだ。わずか17歳。生まれつき両腕がない。右足で弓を持ち上げる。右肩で弦を引く。あごの力で矢を放つ。的の中心を射て先制。1点差で勝利を逃す。真のヒーローだ。観衆の声を聞いてくれ」とつづった。
マリアナ・スニガ(チリ)と大接戦を繰り広げ、137-138と1点差で敗れたが、海外ファンもこのショットに驚くばかり。別の海外ユーザーが動画を公開したところ、インプレッション1600万件を超える程の大反響に。「ワオ、ただただワオだ。言葉がない」「彼女はただただ素晴らしい」「リスペクトを送る」「ワオ!!! 真の強さというものを見せてくれた」「学ぶべきところがたくさんある」「言い訳をするやつはこれを見るべきだ」「彼女は本当にこの世のあらゆる成功に値する」といった称賛の声が寄せられている。
(THE ANSWER編集部)