【名珍場面2018】今年NO1魔球!? 美しき“無回転ナックル”が再生90万超「これは黒魔術だ」
12月を迎え、様々な競技で盛り上がりを見せたスポーツ界を連日、振り返る「名珍場面2018」。今回は5月に米大リーグで話題を呼んだ“魔球”だ。美しいナックルボールで空振りを奪い、無回転の軌道をスローモーションで捉えた映像をMLBが公開。圧巻の1球に対し、ファンは「スイングが近くすらない」「なんたる投球の美しさよ」「“球を踊らせる”」などと感嘆の声を上げ、公開された動画は90万回を突破した。
「スポーツ界の名珍場面総集編」―5月にRソックス右腕の変化球にMLBが脚光
12月を迎え、様々な競技で盛り上がりを見せたスポーツ界を連日、振り返る「名珍場面2018」。今回は5月に米大リーグで話題を呼んだ“魔球”だ。美しいナックルボールで空振りを奪い、無回転の軌道をスローモーションで捉えた映像をMLBが公開。圧巻の1球に対し、ファンは「スイングが近くすらない」「なんたる投球の美しさよ」「“球を踊らせる”」などと感嘆の声を上げ、公開された動画は90万回を突破した。
これが、今年NO1の魔球か。1球の変化球がクローズアップされたのは、レッドソックスの右腕スティーブン・ライト投手だ。
5月15日(日本時間16日)のアスレチックス戦、5-3とリードした6回。2番手で救援した右腕は2死一、二塁のピンチを招いた。カウント1-1から3球目、右打者のキャンハに対し、思い切り良く腕を振った。しかし、放たれた白球はふんわりとした山なりの軌道を描き、打者の懐へ。タイミングを合わせてキャンハはバットを振ったが、かすることもできなかった。
投じた圧巻の1球は、ナックルボールだ。MLBは「ナックルボールはとても心地よくさせてくれる」とつづり、公式インスタグラムに動画付きで公開。映像はセンター側からライトの手元をアップにしてボールを捉え、縫い目も位置も大きく変わらず、無回転でやや揺れるようにしながら捕手のミットに収まっていることが見て取れる。映像を観たファンも感嘆の声を続々と上げた。