史上初“43-43”だけじゃない大谷の快記録

　米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手の記録ラッシュが止まらない。8月30日（日本時間31日）に行われたダイヤモンドバックス戦で、大リーグ史上初の「シーズン43本塁打43盗塁」を記録したのをはじめ、いくつもの達成が難しい記録に迫る。X上には米国ファンの驚きの言葉が並んでいる。

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　スポーツのデータやニュースを提供する米メディア「オプタスタッツ」は31日の試合後、公式X（旧ツイッター）で「ドジャースのショウヘイ・オオタニは、1試合の中で本塁打と盗塁を記録することを、今月6回達成した」「これはMLB史上、どの選手のどの1カ月間の中でも最多記録だ」と伝えた。

　これにファンは「彼はリハビリ中の投手なのよ」「この男は毎晩、非現実的だ」「こいつは本物のエイリアンだ」「彼が今年投げてなくてラッキーだな（笑）」と驚きの言葉を並べている。

　また、MLB公式のサラ・ラングス記者が自身のXに行った投稿によれば、現在ナ・リーグの本塁打王を走る大谷がこのままタイトルまで突っ走った場合「本塁打王かつ40盗塁以上」となる。記録すれば1912年のトリス・スピーカー以来112年ぶりだ。ラングス記者はさらに31日の試合後「月間10本塁打、15盗塁以上を記録したのは2004年のカルロス・ベルトラン以来」とも指摘した。

　ファンからは「ベーブみたいに、ショウヘイは打者に集中するべきだ。もっと長続きして、記録を作り、お金を稼げるだろう」「私たちはこれから一生見ることのない歴史を目の当たりにし続けている。この男を今すぐ殿堂入りさせろ」「私はオオタニに圧倒されている。野球を観戦できているなんて、本当に素晴らしい時代だ」と、大谷の野球史的な価値に注目する言葉が続いた。