テニス全米OPで発生 観戦マナーの“大変化”に賛否両論「トイレ行けるのは安心」「静けさが良い」
開催中のテニス全米オープンで起きた観客の“マナー”の変化に、ファンから賛否両論が起きている。元プロ選手で、リオデジャネイロと東京の五輪2大会に出場した土居美咲さんら有識者の発言もあり、活発な議論が続いている。
全米OPで導入、ゲーム間の座席移動が可能に
開催中のテニス全米オープンで起きた観客の“マナー”の変化に、ファンから賛否両論が起きている。元プロ選手で、リオデジャネイロと東京の五輪2大会に出場した土居美咲さんら有識者の発言もあり、活発な議論が続いている。
テニスといえば、一度着席してからは席の移動が禁じられるスポーツだった。それが、この大会ではゲーム間に限り、移動が可能になっている。全米オープンの公式サイトでは「観客は、チェンジオーバーやセットのブレイク中だけでなく、各ゲーム後に席へアクセスすることができる」と変更点を明示している。
土居さんは自身のX(旧ツイッター)に「テニス観戦中は 静かに 動いてはいけないという文化が 新規のファンには敷居が高い印象」と投稿。さらに「周囲への配慮は必要と思いますが、テニス観戦者を増やすという観点から、ゲーム間の移動は私はありかなと思います」と続け、ファンにも意見を求めた。
寄せられた賛成意見としては「他のスポーツも観戦する者としては、テニス観戦は観客が守るべきルールが多くて少し窮屈に感じる部分もあります」「具合悪くなっちゃう人もいるので、飲み物買いに行ったりトイレ行ったりできるのは安心して観戦できます」というものがあった。
一方で「やはりサーブの時などはシーンとした静けさが緊張して良いですね」という声も。ただ「でも選手の気持ちを最優先にしたいので、選手の意見を尊重して欲しいかなと思ってます」と、選手ファーストにしてほしいという声が目立っていた。
(THE ANSWER編集部)